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余ったラジオを被災地へ、放送局呼びかけ相次ぐ

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文化放送とニッポン放送が共同で、24日から余っているラジオ受信機や乾電池を募集し、被災地へ送る「被災地へラジオを送ろう」キャンペーンを始める。期間は4月10日までで、東京・浜松町の文化放送本社2階と、同・有楽町のニッポン放送1階に特別受付を設ける。受付時間は午前10時~午後8時。大型ラジオやラジカセ、コンポは対象外。

また、ニッポン放送は26日、フリーアナウンサーの徳光和男がパーソナリティーを務める番組「とくもり!歌謡サタデー」で、東京・有楽町のスタジオに小中学生の子や孫を同伴したリスナーを招き、ラジオを手作りするイベントを開催する。かねてより計画していた催しだが、被災地の状況を見て、作ったラジオは被災地へ寄付することとした。5、6セットの製作を予定している。参加受け付けは終了した。

エフエム東京(TFM)系列38局からなる全国FM協議会は19日、東日本大震災で被災した岩手、福島、宮城の各救援物資集積地に向けて、各500台、計1500台のラジオを発送した。ラジオはパナソニックの協力で、マレーシアとインドネシアから手配したもの。

放送では、文化放送が支援キャンペーンの第二弾「つながるメッセージ」を22日に開始した。ワイド番組パーソナリティーによる8パターンのCM20秒~40秒を全曜日、全時間帯で放送している。同CMは順次パターンを増やしていく計画。番組出演者らによるメッセージ色紙も東京・浜松町の本社2階ロビーに掲出した。色紙は50枚ほどに上り、一定期間掲出ののち、被災地に届ける。