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コラム

世界のクリエーティブ

「海外アワード事情」

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今年のNY ADCのエントリー募集ポスターのコンペティション用に制作した写真。川村さんの作品が90点以上の中から選ばれ、実際のポスターやバナーなどに使用された

ちょうど今の時期、海外ではアワードシーズンに突入しています。多くの賞が締め切りを迎えたり、結果が発表になったり。エージェンシーで働く人は毎年この時期になるとエントリー作業に追われたりしてヒーヒー言っています。僕も今、日本の「東京インタラクティブ・アド・アワード」の審査でヒーヒー言ってます。そんなわけで、今回はそんな海外のアワード事情についてお伝えしたいと思います。どういった賞がポピュラーなのか、どういった作品が評価されるのか、そしてそもそもアワードってどうなのよ? といったことをゆるく書けたらと思います。

近年、広告のジャンルできちんと注目・評価されている海外賞を列挙すると、やはりまずカンヌライオンズD&ADOne ShowNY ADC(ADCは国やエリアごとに違う組織になっています。ニューヨークとベルリンの二つがしっかりしています)といった名前がまず挙がります。次いで最近皆が注目しているアワードでは、Andy AwardsWebby AwardsTomorrow Awardsがあります。 広告賞のエントリーフィーはバカみたいに高いし、 意外とみんなが知っている賞が実は大して評価されていなかったりということもあるので、必要なアワードやカテゴリーをきちんと選んで応募することが大事だと思います。(次ページに続く)