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トリプルメディア戦略をいかに『実践』するか

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「POEマトリックス」と「ストーリー化マーケティング」で消費者の心をつかむ

ソーシャルメディアの台頭で、情報は網の目のようなネットワークを介して拡散し、生活者の間でシェアされるようになりました。生活者を取り巻くメディア環境の変化は、マーケティングにも大きな影響を与えています。情報の流通経路が多層化し、消費者が主体的に情報を取捨選択するようになった現代のマーケティング・キーワードの一つが「トリプルメディア」だと言われています。

従来のマス広告メディアを主体にしたマーケティングだけでは、消費者は動かなくなったのです。いまの消費者は、企業から発信されるメッセージの単なる受け手ではなく、相互にメッセージを発信しシェアしあう能動的なコミュニティのなかで、欲しい製品やサービスを取捨選択しています。

広告を中心とする買うメディア(ペイドメディア)に加え、企業自身が所有するメディア(オウンドメディア)、PRやSNS、Twitterなど第三者の評判を得るメディア(アーンドメディア)の3つのメディアを連携させなければ、情報選択権を持った消費者に情報が届くことはありません。マーケティングの実効性を高めるために、メディアニュートラルなコミュニケーションの設計と実践が大きな鍵を握っています。

また、3月11日の大震災を経験し、生活者の消費意識にも大きな変化が見られます。企業が打ち出すメッセージには、生活者との間に築くきずな(=エンゲージメント・テーマ)がますます大事になっています。消費者の心の奥底にある本音を探ったうえで、的確に消費者に届くメッセージを打ち出していかなくては、消費者の心を動かすことはできません。

消費者とのきずなを深めるためのマーケティング・メッセージを開発し、メソッドニュートラルにメッセージを拡散させ、シェアしていく方法論、それがストーリー化マーケティングです。

講師には、博報堂エンゲージメントプランニング局局長代理の安藤元博様、同じくエンゲージメントプランニング局インタラクティブプラニング部長の二見均様。また、このほど『どう伝わったら、買いたくなるか』を上梓した株式会社インテグレート代表取締役CEOの藤田康人様と同社のデジタルソリューション部部長石川大氏をお迎えします。

セミナー概要

日時
2011年8月5日(金)13:30~16:30 (13時開場)
会場
ホテルフロラシオン青山  東京都港区南青山4-17-58
定員
200名
参加費
無料

プログラム

第1部(13:30~14:00)

「トリプルメディアを活用したマーケティング:概論、およびPOEマトリックス™について」
株式会社博報堂 エンゲージメントプランニング局局長代理 安藤元博 氏

  • トリプルメディアとは――現代のメディア環境とメディア戦略
  • 自ら情報を加工・発信し、シェアする新しい生活者像
  • 生活者との間に築く「エンゲージメント・テーマ」とは
  • トリプルメディアベースの「POEマトリックス™」でコミュニケーション戦略を構築

第2部(14:00~15:20)

「揺れ動く消費者の心をつかむ~ストーリー化マーケティングとは~」
株式会社インテグレート 代表取締役CEO 藤田康人 氏

  • 東日本大震災後のマーケティング動向
  • 消費者の価値観や消費傾向を読み解く
  • 4つのインサイトで消費者の心をつかむ
  • 情報クリエイティブによる、「伝わる」ストーリー開発
  • トリプルメディアを駆使した次世代IMC戦略とは

(15:20~15:30) コーヒーブレイク

第3部(15:30~16:15)

パネルディスカッション「これからのトリプルメディアキャンペーン」
パネリスト:
株式会社博報堂 エンゲージメントプランニング局局長代理 安藤元博 氏
株式会社博報堂 エンゲージメントプランニング局インタラクティブプラニング部長 二見均 氏
株式会社インテグレート 代表取締役CEO 藤田康人 氏
株式会社インテグレート デジタルソリューション部部長 石川大 氏
ファシリテーター:
「宣伝会議」編集長 谷口優

  • 影響力を増すソーシャルメディア
  • オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディアの機能
  • テーマポータルという仕掛け方

(16:15~16:30) 質疑応答

【参加申し込み方法】
本セミナーは無料でご参加いただけます。お申し込みフォームに記載してありますプライバシーポリシーをご確認のうえ、お申し込みください。
※参加お申し込み者が定員を超えた場合、抽選とさせていただきます。また、プログラム内容、スケジュール、講師は、やむを得ない事情で予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。