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熊本県のPRキャラクター「くまモン」が、企業に県産食材を売り込み

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kumamon

特設サイトでは、企業訪問の様子が動画で随時アップされる。


yasaiseikatu

カゴメ「野菜生活100 デコポンミックス」のパッケージに登場

9月30日より営業部長に“昇格”した熊本県のPRキャラクター「くまモン」が、本格的な“営業活動”を始めた。

10月4日にUHA味覚糖に訪問したのを皮切りに、11月16日からは江崎グリコ、UCCホールディングス、ヒガシマル醤油、日清食品ホールディングスに順次、くまもとの食の魅力を売り込む。21日にはカゴメを訪問し、西秀訓社長や商品企画部長と対談予定だ。昨年発売し、17日にリニューアルして発表される「野菜生活100 デコポンミックス」の商品パッケージにくまモンが登場することになったからだ。

昨年、くまモンは関西方面での認知を拡大すべく、名刺配り1万枚プロジェクトを敢行。今回の営業活動も、メディアとのネットワークができている関西方面からスタートしている。「昨年は、くまモンというキャラクターの認知拡大が目的。名刺やポスターを配りましたが、そこにはあえて熊本県を売り込む内容は記載しませんでした」(くまもとブランド推進課)。しかし今秋からは、メディアにPRするだけでなく、営業活動にも打ち込むPRキャラクターに進化すべく、特設サイトでは「ゆるキャラから売るキャラへ」と宣言している。「実は、一般紙への記事広告出稿に際し、くまモンの企業訪問を強力なPRコンテンツとして掲載することも大きな目的です。もちろん、企業とのコラボ商品が実現すれば更なる効果と言えます」(同)。

企業訪問の様子は、特設サイトで動画がアップされており、随時更新していく予定だ。

くまモンは今年度から、東京にも出没。関西だけでなく、関東におけるPR活動も強化している。県によると、現在サントリー、神戸屋が訪問受付を検討中とのことで、今後も全国でくまモンの営業活動が続きそうだ。