タカラトミーと、特定非営利法人東京学芸大こども未来研究所は、「リカちゃん」人形による「ごっこ遊び」の子どもの発達への影響や効果を調査・研究する共同研究プロジェクトを発足した。
プロジェクト名は「リカちゃん ごっこ遊びラボ」。東京学芸大こども未来研究所の理事長であり、東京学芸大学芸術・スポーツ科学系・松田恵示教授の監修のもと、プロジェクトメンバーや調査手法を選定、学術的な視点に基づき、定性、定量両面から調査・研究を進めていく。研究成果は継続的に発信し、「ごっこ遊び」の価値を生活者に再認識してもらうことを目指す。
メンバーには、松田教授、同大学総合教育科学系・杉森伸吉准教授ほか、九州共立大学スポーツ学部スポーツ学科・松田広准教授、そしてタカラトミーでリカちゃんの商品開発とマーケティングに関わる「リカちゃんグループ」が参加する。
「リカちゃん ごっこ遊びラボ」では、東京学芸大こども未来研究所および松田教授の日ごろの研究に基づき、「リカちゃん」人形による「ごっこ遊び」の効果を、①自己認識・他者認識能力の獲得、②他者との関係性構築能力・社会性の獲得、③なりたい自分像・将来像の獲得とする仮説を設定している。この仮説を様々な手法を通じて調査・検証することにより、「ごっこ遊び」の具体的な効果を研究。タカラトミーではその成果を商品やコンテンツ開発に活用すると同時に、子育てのヒントになることや「ごっご遊び」の良い面はユーザーの母親たちにも伝えていきたいと考えている。
今後、7月と10月にメディアに向けて「リカちゃん『ごっこ遊びラボ』通信」を発行し、定量調査結果報告を行い、12月には一般も招く形でのシンポジウム開催を予定している。
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