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博報堂旧本社ビル跡地、2015年3月までに新築複合ビルへ

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博報堂旧本館

建築家・岡田信一郎氏が手掛けた、1930年竣工の博報堂旧本館。 新築ビルでは、この正面玄関を復元する。

博報堂は15日、住友商事、三井住友海上火災保険、大修館書店、安田不動産の4社と共同で、同社旧本社ビル跡地(東京都千代田区)の有効活用に向けたプロジェクト「神田錦町三丁目共同建替計画」の新築工事に着手したと発表した。

博報堂の遊休資産となっていた旧本社ビルの有効活用を目指すもので、旧本社ビルを含む、周辺6棟のビルを、オフィス・商業施設・カンファレンスセンターからなる地上17階・地下2階建ての複合ビル1棟に建て替える。

新築されるビルでは、同地区において学士会館、共立講堂と並ぶ歴史的景観の一つとなっていた、建築家・岡田信一郎氏の手による同社旧本館のファサードを復元する。

設計は日建設計、施工は鹿島建設・清水建設の2社からなる神田錦町三丁目共同建替計画建設共同企業体が手掛ける。

竣工は、2015年3月の予定。