子どもたちの自由なイマジネーションから生まれた奇想天外な物語を、12人の監督が映画化する――トヨタ エスティマハイブリッドが今年5月から展開するプロジェクト「ドリームリレー・ムービー by CREATE THE FUTURE PROJECT」の第1弾の映像が公開された。
子どもたちの想像力は、大人の全く考えのおよばない世界をしばしば描きだす。このプロジェクトは、そんな子どもたちのイマジネーションを、気鋭の映画監督たちが実写やアニメで映像化、これまで見たことのない映像を生み出していこうとするものだ。クリエイティブディレクターは、電通ソーシャル・デザイン・エンジンの並河進氏と、PARTYの川村真司氏。
具体的な制作フローは次の通り。まずプロジェクトのWebサイトで、映画に登場する絵(キャラクター、アイテム)とセリフを子どもたちから募集する。それらを、全国4カ所(東京、福岡、金沢、夕張)での子ども向けワークショップを通じてひとつのストーリーにつなげていく。それを、12人の映画監督が映像化するという、リレー形式を取っている。
7月19日、その第一弾の完成映像として、「240時間だまっていられる?」(監督 TANGE FILM)、「すし車」(監督 田中裕介)、「手のひらからビーム」(監督 吉野耕平)の3本が公開された。宇宙を飛び回ったりタイムマシンにもなるエスティマや、ゴリラが寿司を握る寿司屋、奇想天外なアクションバトルなど、子どものイマジネーションと、それぞれの監督の個性が存分に発揮された動画となった。
本プロジェクトは8月に行われる金沢および夕張でのワークショップを経て、今後第4弾までの映像を制作。全ての映像をつなげて映画として完成させたのち、都内での完成披露試写会、2014年の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」での上映を予定しているという。
現在、8月の金沢のワークショップの参加者を募集しており、希望者はサイトを通じて応募できる。
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