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「TBWA式世界の空気のつかみ方」/「SWAT」参戦記 後編

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【連載「「SWAT」参戦記」】
前編「TBWA式いいアイデアの見きわめ方」

グローバル広告会社TBWAネットワークの全世界ブレスト大会「SWAT」。日本から参加したコピーライター荒井信洋さんの前編に続き、後編はアートディレクター木村洋さん。「一応日本代表ってこと?なんて自意識過剰に反応しつつ、結果を残さないとマズイかもと思いながら奮闘しました」と振り返りながら、4コマ漫画(SWAT川柳つき)とともに「世界の空気のつかみ方」を紹介してくれました。

木村 洋(TBWA\HAKUHODO アートディレクター)

初日①:エラい人がやってきた。ヤアヤアヤア。

ロブはTBWAのクリエーティブ・プレジデント(超エラい人)ですが、超気さくで優しい人。

ホテルから会社まで(3kmくらい)を、「一緒に歩こう」と歩いてくれました。(こんなに偉い人ならタクシーで行きそうなのになぁ)と思っていると、

「僕の仕事はディレクションだ。まずは道案内。これが終わると僕の仕事も90%終わったよ」

などと冗談を言ってみんなを盛り上げてました。会議室でもよく笑いが起き、みんなとてもやる気にあふれていた。

チームをやる気にさせるのは、とても大切なディレクションだなと思います。日本でも良い企画の打ち合わせは笑いが起きていると思います。

初日②:ハッタリ野郎。

スペンサーは、ニューヨークから来た25歳の若いコピーライターでしたが、他の国から来た人たちも20〜30代が多く、休憩に行く途中に僕たちの部屋にやってきては出来たか?と聞いてました。

スペンサーの話によると日本人はデジタルを含めた最先端の技術に強いという印象があるらしく、日本の仕事はとてもクールで好きだと言っていました。

余談ですが、先週荒井くんが書いていたテストの話で、僕も「勉強してないよ〜。」とみんなに話してましたが、嘘ではなく本当に勉強してなくて、みんなを焦らす為に鉛筆を机の上でコツコツやっていたのを思い出しました。

次ページ 「2日目:みんなのアイデア。」へ続く(2/5)