FIFAワールドカップ2014の公式動画を配信するデジタルプラットフォーム「LEGENDS STADIUM」が6月2日19時にオープンする。PCからスマホまで、あらゆるデジタルデバイスで公式動画をいつでも視聴できるようになる。
放映されるのは、全64試合の「ハイライト動画」(90秒、3分、10分)および、シーン別の「シーンクリップ動画」(各20~30秒)。これらの動画は、スタジアムに配置された20以上のアングルが用意されており、このマルチアングル機能により、ユーザーはテレビでは放映されなかったアングルから、気になるシーンを何度も“目撃”できる。
気に入ったシーンをソーシャルメディア上でシェアが可能。Webサイトおよび専用アプリから視聴できる。
動画とあわせて、ほぼリアルタイムで試合経過を知らせるテキスト速報、スタッツデータ(選手やチームの詳細情報に関する科学的データ)も配信する。
走行距離やスプリント数などのランキングをはじめ、ヒートマップや位置情報など、サッカー観戦の新しい楽しみ方を提供する。大会の詳細情報、記事、関連データ、テレビでの放映予定など、あらゆる情報が集約されるプラットフォームとなる。
本サービスは、テレビ局(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、および広告会社(電通、博報堂DYMP、ADK、東急エージェンシー)が資本参加するプレゼントキャストなどが運営を行っている。
今年のW杯はブラジルでの開催のため、深夜から朝方に試合が集中する。そのため、リアルタイムで観戦するコアなファン以外に、いかにW杯映像を楽しむ機会を提供するかという課題があった。
ネット上で好きな時間に動画を楽しめる環境を整備することで、ライトファンもW杯を楽しめるようにする。これまでW杯はネット上に公式動画を持っておらず、ユーザーは違法アップロード動画などを視聴せざるを得ない状況だったが、今回の「LEGENDS STADIUM」サービス提供により、こうした状況を一新、W杯のテレビ中継・ハイライト番組・デジタル・ソーシャルからの動画視聴をシームレスにつなぎ、視聴と拡散の循環サイクルを作り出す。
同サイト(アプリ)には、特別協賛として日本コカ・コーラが協力。マルチアングルやハイライト動画・シーンクリップ動画、ソーシャルでの共有、スタッツデータ公開の画面などに、コカ・コーラおよびアクエリアスのロゴが露出する。
このほか、さらにW杯を楽しむための機能として、過去の名シーンを動画で提供する「HISTORY STUDIUM」や試合結果を予想する「フレンズトトカルチョ」、サッカーライターによるコラムなどのコンテンツも用意されている。
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