NTTドコモは30日、都内で2014-15冬春モデルの新商品・新サービス発表会を開催した。加藤薰社長は会見の席上で、「選ばれ、使い続けていただく〝スマートライフのパートナー”」を掲げた。40分にわたるプレゼンテーションの冒頭では、御嶽山の噴火や広島の土砂災害の被害についても言及。通信事業者として、災害への支援に取り組む姿勢を示した。
今回発表されたのは、スマートフォンやタブレット9機種のほか、加藤社長によれば「個人投資家の皆さまからも販売継続のリクエストが多い」というケータイ(ガラケー)2機種、操作が簡単な「らくらくホン」、キッズ向けのケータイやウェアラブル端末など。新端末は一部を除き、同日から予約開始となっている。
なお、スマートフォンは全機種とも高音質の通話サービス「VoLTE(ボルテ)」やハイレゾオーディオに対応。記者からの質疑応答の場面でも、「他キャリアから同一機種が発売されるが、VoLTE対応はドコモならではの強み」(加藤社長)と強調した。
新サービス、新端末の中でも注目を集めていたのが、キッズ向けの腕時計型ウェアラブル端末「ドコッチ 01」。子どもの位置情報や活動状況を把握できる見守りサービスや迷子抑止機能のほか、温度・湿度センサーを搭載しており、夏場の熱中症予防や冬場の風邪対策などにも役立てられるというもの。2015年3月からサービスを開始する。
このほか世界でシェアを持つRuntastic社と開発したフィットネスアプリ「Runtastic for docomo」と連携した、ウェア型デバイスも発表。着用して運動することで心拍数や走行距離、速度温度を把握できるほか運動データの蓄積も可能となっている。併せて12月にはトレーニング系の有料アプリ6種をリリースすることも発表した。
プレゼン後にはCMキャラクターを務める渡辺謙さん、石原さとみさん、堀北真希さんも登壇。それぞれがお勧めする新端末について説明したほか、加藤社長を交えて4人で「セルフィー(自撮り)」にチャレンジする場面も。会場では、新機種「GALAXY Note edge SC-01G」によって撮影された4人の自撮り写真がリアルタイムで公開された。
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