広告で世の中を動かすことが難しい時代に必要なこと——POOL小西利行さんに聞きに行く
須田:僕がこの連載の最初の「現代の平賀源内」としてクリエイティブディレクターの小西利行さんに声を掛けたのは、広告の効果が10年やそれ以上にわたって続くようなコピーや企画を考えようとしているから。まさに、平賀源内が「土用の丑の日」を考え、それが今も生き続けているようなことに小西さんは挑戦しているんだと思う。長い間、人を惹きつけるものを生み出すためには、広告のテクニック論というよりも、「自分がこういう世の中を見たい」だったり、「この会社はこうなったらいいんじゃないかなあ」という自分の中から湧き出るような好奇心が必要なんじゃないかな。
小西:いま須田さんに言われて気づいたんですけど、僕は企業や商品・サービスの中に「この価値は腐らないだろう」とか「この価値は今後もアップしていくんじゃないか」ということを探していることが多い。例えば、もう10年ぐらい前になるけど、イオンレイクタウンのオープニングの仕事で最初にクライアントからオリエンされたコンセプトが「日本最大のショッピングセンター」だった。それを聞いて思ったのが、半年後に外敵が現れ、もっと大きなショッピングセンターをつくったら、コンセプトが無くなってしまうということ。そこで、考えたのが……
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マツコ・デラックスさんが年賀状を郵便局に“丸投げ”した結果…!?/日本郵便「わがままな人」篇
日本郵便は11月17日、テレビCM「わがままな人」篇(15秒・30秒)の放映を開始した。
CMには、とある郵便局の窓口にて、歯に衣着せぬ物言いで「年賀状を書くのがめんどくさいから郵便局に丸投げしたい」「印刷ができたら自宅に送ってほしい」と口にする“わがまま”なマツコ・デラックスさんが登場。
そんなマツコさんに…….
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松本人志さんがバカまじめな郵便局員を熱演/日本郵便 ゆうパック「バカまじめな男・登場」篇
進撃の巨人展、「自分似の巨人」が迫る悪夢のようなコンテンツ公開
人気漫画『進撃の巨人』(講談社)は14日、顔のパーツを選んで自分に似た巨人を作れるWebコンテンツ「巨人モンタージュ」を公開した。東京・上野の森美術館で開く「進撃の巨人展」のプロモーションの一環。
作中の「巨人」は、主人公ら人間を捕食する存在。作った巨人はWebサイト上で映像化され、悲しげなピアノ楽曲をバックに延々と人間を襲う。画面はその巨人から後ろ向きに逃げ続けるような視点で、「自分に似た巨人から逃げる自分」という不思議な感覚を抱かせる。
映像化を手がけたのは…….
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