博報堂生活総合研究所は26日、2014年の生活者の消費心理や志向の変化に関する分析結果を発表した。生活者が関心を示したと思われるモノやサービス、コンテンツを「今年のときめき」と題して調査したもの。今年、生活者が最もときめいたのは、移動手段である列車で質の高い体験を提供した「特別列車旅行」だった。その他は下記。
移動空間を感動空間へと変えた「特別列車旅行」のように、完成度が高く異世界に飛び込んだかのような感動を味わえる体験を「感動を拡げる体験品質」として分析。また、「3Dプリンター」のように未来を先取りした気分を体験できるモノやサービスを「未来を感じる体験品質」。買い物体験のスケールを拡げた「超大型ショッピングモール」のように日常生活の中で体験品質を見直すことのできるモノやサービスを「普通を高める体験品質」と、消費者心理を読み解くためのキーワードとして3つを掲げた。以上から、生活者の価値観が「安さ」から「質」へ変化したと分析している。
【今年のときめき 調査概要】
調査地域:首都圏、京阪神圏
調査対象:15~69歳の男女
調査方法:インターネット調査
有効回答数:1008人
調査日時:10月31日~11月4日
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