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ネットユーザーが選んだ2014年のワースト謝罪会見、1位は「理研・小保方氏」 ――企業はマクドナルド、ベネッセ、朝日が上位に・宣伝会議調べ

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6位 “チェックが足らなかった”
(9月11日、木村伊量社長(12月5日付辞任予定)の謝罪会見より)

朝日新聞社『吉田調書』、慰安婦関連記事取り消し謝罪(25.6%、6位)

写真:弁護士ドットコム

クオリティーペーパーといわれていた朝日新聞の信頼を揺るがした一連の問題。原発問題よりも、慰安婦問題に関して責任を問う声が続出した。「歴史問題を自ら作り、今頃何を言っているのかと思う。社長辞任で幕引きはダメ。廃刊にすべき」(43歳・男性・兵庫県)、「日韓関係を早く良くしてほしいと思っているので、朝日新聞の訂正は遅すぎる」(39歳・女性・福岡県)といった、厳しい意見が相次いだ。

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匿名記者が明かした謝罪会見の裏側――「朝日新聞記者のいない会見場」
http://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201501/risc-and-pr/004044.php

7位 “産めないのか”
(6月18日、東京都議会中に塩村文夏議員に向けられた野次より)

東京都議会議員によるセクハラ野次(12.2%)

塩村文夏東京都議会議員への野次が大きく話題になった今回。「日本の首都の議会できわめて時代錯誤な発言が飛び出したのは驚いた。また、メディアの追及もぬるく、議会にも自浄作用がまったくないことに怒りを覚えたため」(22歳・女性・東京都)、「野次もユーモアがなければ大人の発言と呼べない」(67歳・男性・東京都)など、男女問わず議員としての資質を問う声が多かった。一方で、一部からは「塩村さん、おいしいところを持っていきましたね!」(36歳・男性・東京都)といった、塩村都議に対する批判的な見方もあった。

8位 “ブラック企業というレッテル貼りはやめていただきたい”
(ゼンショーホールディングス小川賢太郎会長の記者会見後の囲み取材より)

「すき家」従業員過重労働が問題に(12.0%)

写真:弁護士ドットコム

「ブラック企業」「ワンオペ」といったキーワードにも大きな注目が集まった「すき家」の問題。「従業員に対する愛情のかけらも感じない」(75歳・男性・大阪府)といった、ゼンショーの対応に批判的な見方が多かった。20代からは「将来働く会社がワンオペでないか不安になった」(23歳・男性・東京都)という声も寄せられた。

9位 “海軍おじさん”
(阿部利樹被告のコスプレ姿が流出、ネットで話題に)

アクリフーズ(マルハニチロ子会社)冷凍食品から農薬検出(11.0%)

従業員による「フードテロ」として大きく話題になった今回の事件。「冷凍食品の信頼が揺らいだため」(36歳・男性・東京都)といった、ユーザーからの不安の声のほか、「製造者の表記があいまいで、回収対象となる商品がどれかわかりにくかった」(26歳・男性・愛知県)といった、事件発生後の会社の対応に批判的な声もあった。

10位 “労働基準法にぴったりそったら絶対成り立たない”“つぶれるよ、うち。それでみんな、困らない?”
(8月28日、組合側が公開した、高野友梨社長の発言)

「たかの友梨」、パワハラ騒動(4.8%)

エステ業界という華やかな業界で発覚した一連の騒動。「マスコミに取り上げられる美しい企業イメージと企業体質のギャップの大きさに驚いた」(63歳・男性・北海道)、「エステ業界のうさんくささがわかったから」(23歳・女性・東京都)など、イメージとのギャップに驚く声が多かった。


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