ウェーバー・シャンドウィックは2014年11月、アジア太平洋地域の主要8都市(バンコク、香港、クアラルンプール、ソウル、上海、シンガポール、シドニー)を対象とし、ソフト・パワーに関する初の調査を実施した。
この結果、東京は今回調査した16項目のソフト・パワーの要素のうち 「観光」「食文化」「小売店と周辺地域」「見習いたい都市」など10項目で、 8都市中1位を獲得した。
この調査は、2014年7月~8月に各都市の18歳以上の男女4147人を対象に実施。軍事力以外の都市の評価・評判に影響を与える要素をソフト・パワーと定義して調査した。
「生活水準」では、東京とシンガポールが1位タイに。「金融機能」では香港が、「現代建築とデザイン」「ジェンダーに関する寛容性」などではシドニーがトップだった。
一方、東京のソフト・パワーで唯一弱点だったのは、「ジェンダーに関する許容性」で、8都市中4位という結果に終わった。
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