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コラム

コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常

第一志望はヒッピーだった。

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【前回のコラム】「待っていても、はじまらない。」はこちら

藤倉 郁浩(株式会社グラフィック 東京支店 東京デザイン課所属 ディレクター/コピーライター)

はじめまして。

本日から4回分のコラムを担当させていただく、藤倉郁浩です。高校時代の文集には、将来の夢の欄に「ヒッピー兼、文章を書く人」と書いていました。ヒッピーにはなれませんでしたが、コピーライターになれて幸せです。

さて初回のコラムでは、ヒッピー志望の高校生がいかにしてコピーライターになったのか、という話をしようと思います。

コピーライターへの扉は、いたる所に開かれている。それを感じてもらえれば嬉しいです。

北海道のど平凡な高校を出た僕は、2年間のヒッピー生活、ならぬ浪人生活を送り、やっとの思いで武蔵野美術大学 造形学部 油絵学科に入学しました。

大学の卒業制作。間違えて画家にならなくて本当によかったと思います。

「文章を書く人」という目標からはずいぶんとかけ離れた場所だと思われるかもしれませんが、実際その通りです。

美大に入ったのは、親が絵を描く仕事をしていたので、僕もなんとなく美大予備校に通い始め、そのうちに引っ込みがつかなくなった、というのが正直なところ。お父さん、お母さん、ごめんなさい。

美大特有の自由過ぎる空気に4年間どっぷりと浸かった僕は、ロクに就職活動もせず、それでもなんとか拾ってもらった出版社で雑誌編集の仕事に就くことになりました。

次ページ 「文章を書く人」という目標には近づいたものの、へ続く


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