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あの名作広告写真も。写真家 上田義彦の「35年」の軌跡を見る写真展

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サントリーのウーロン茶、伊右衛門、無印良品などの広告でも知られる写真家 上田義彦氏。24歳で独立してからの35年余り、カメラに寄り添い見つめた世界を、上田氏自身の眼差しを通して俯瞰する展覧会「A Life with Camera」が、4月10日より東京・Gallery 916で開催される。

Andy Warhol / 1985.9.29 / NewYork USA   © Yoshihiko Ueda / Gallery 916

同ギャラリーは、2012年2月にオープン。ここでは上田氏がキュレーターという領域に踏み出し、これまでに15の展覧会を開催している。今夏、同ギャラリーは600平方メートルという広大なスペースを活かし、東京における主要なアートの発信地として新たなスタートを切ることになり、これに先立ち氏の展覧会が開催されることとなった。
本展では、1980 年代初頭から昨年撮影された最新作までも網羅。膨大な作品群から厳選されたプリント300点余りを展覧すると同時に、ポートレイトのみをまとめたシリーズ 「Portrait」と広告の映像作品を特別上映する。

開催にあたり、上田氏は「写真に逢えてとても嬉しい。写真と共に歩む人生を選んで幸運だったと思う。当然当たり前だがいい事ばかりではなかった。だけどもう一度生まれ変わっても写真家になりたいと思う。写真を通して世界と出会い、いろいろな国の素晴らしい人びとと出会った。写真に感謝でいっぱいだ。これからも生きている限りもっともっと写真を撮ろうと若い頃の私の眼差しを見てそう思う」と話している。
4月11日(土)には、アートディレクター/グラフィックデザイナー中島英樹氏と編集者
菅付雅信氏を、4月12日(日)には編集者 後藤繁雄氏を迎え、上田氏を交えてのトークセッションも行われる(予約不要、入場料のみ)。同名の写真集も刊行予定。
会期は7月26日まで。

上田義彦「A Life with Camera」

会期:4月10日~7月26日
会場:Gallery 916 東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル 6F
開館時間:平日 11:00—20:00 / 土日、祝日 11:00—18:30
定休:月曜日(祝日を除く)
入場料:一般 800円、大学生/シニア 500円、高校生 300円、中学生以下無料(Gallery 916 及び 916 small)


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