米Facebook傘下のInstagramは11日、日本においてインフィード型広告の配信を開始すると発表した。近日中に、一部のユーザーのフィードに広告が表示されるようになる。

米国では2013年9月に広告事業を開始しており、日本はカナダ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、ブラジルに続く8カ国目。アジア圏では初めての導入となる。他国ではこれまでにアディダス、コカ･コーラ、サムスン電子、ディズニー、バーバリー、ベン＆ジェリーズ、マクドナルド、メルセデス・ベンツ、リーバイス、レクサスなどのブランドが広告を活用してきた。日本ではまず、日清食品・チキンラーメン、土屋鞄製造所、ランコムといった、公式アカウントを運用している企業の広告を配信するとしている。広告収益など目標数値は非公開。

広告は通常の投稿と同様に表示されるが、画像の右上には投稿時刻ではなく「広告」というラベルが表示される。ラベルをタップすると詳細情報を閲覧できるほか、非表示にすることもできる。
Instagramの月間アクティブユーザー数は全世界で3億人を突破しており（2014年12月時点）、1日の平均アクティブユーザーは2億人、1日に投稿される写真は7000万枚にのぼる。

「Instagram」に関連する記事はこちら