コンテンツ企画開発のカヤックとPR会社ベクトルは13日、PRコンテンツの開発事業で業務提携すると発表した。「チームベヤック」名義で受注し、コンテンツ制作業務をカヤックが、PR業務をベクトルが担当する。2015年上期中に、10社ほどのプロジェクト化を目指す。
「事件性のあるコンテンツで、0を1にするのがカヤックの強み。ファクト(事実)をもとに、1を10にして話題化するのがベクトルの強み。互いの強みを持ち寄ってPRコンテンツを生み出したい」(カヤックの岩田慎吾氏)。
カヤックではこれまで、新日本プロレスのエイプリルフール向けWebサイト「永田レンズ」や、黒板メーカーと取り組んだ電子黒板の提案プロジェクトなど、Web上で話題になる企画を手がけてきたが、「Web向けの価値観から発想することが多かった。より大きな視座から、ベクトルが持つ『企業・商品・ブランドのファクトを抽出して広げる力』を生かしたい」(同)。
ベクトルも「既存のクライアントへ魅力的なコンテンツを提供できたり、新規案件でも斬新な表現など提案に厚みを出せる」(ベクトル広報担当)と、期待を寄せる。
収益の分け方は、案件ごとに異なる見通し。「広告主の要望に応じて、表現面・PR面のどちらかに重点を置くかはケースバイケースのため、料率は定めない」(ベクトル)。両社がそれぞれ顧客企業に請求することも含めて、柔軟性を持たせる。
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