コラム

コピーライター養成講座卒業生が語る ある若手広告人の日常

Cになるために、賞を獲ろうと思った。

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【前回のコラム】「ある若手C養成講座生の日常。」はこちら

第52回宣伝会議賞の一次通過作品をすべて収録した本「SKAT.14」で面白い作品を見つけるたび、心の中で作者の方に賞賛を贈りつつ、「なぜ私にはこれが書けなかったんだろう」と苦悩している中島優子です。

C(コピーライター)養成講座や宣伝会議賞を通して私がもっとも学んだのは、「自分の中に経験や知識がないコピーを書くのは難しい」ということでした。

これからは「1に経験、2に知識」を大切に、丁寧にコピーを書くことを心がけようと思う今日この頃です。

今回は、そんな私の宣伝会議賞への挑戦についてお話したいと思います。

グランプリを獲れば、Cになれる?!

C(コピーライター)養成講座の基礎コースに通い始めた当初、私が設定していた目標は、優秀者に与えられる金の鉛筆を10本以上獲ることと、卒業制作で1位になること。しかしながら、金の鉛筆は9本獲得に終わり、卒業制作は入賞さえできず、悔しい気持ちでいっぱいでした。

SKAT.14とSSMET(第51回でシルバーを受賞された大井慎介さん主催の懇親会でいただいたパロディ冊子)。

修了後、やり場のないその気持ちの矛先となったのが、第52回宣伝会議賞。初挑戦でしたが、同期の受講生から「宣伝会議賞でグランプリを獲れば、Cとして行きたい会社に転職できるらしい」という話を聞き、無謀にも、絶対にグランプリを獲ると心に決めていました。※話の真偽は定かではありません(笑)

私の中にある経験と知識を振り絞って、数多くのコピーを考えたものの、グランプリを獲れるような作品はひとつも生み出せず、当然受賞もできませんでした。しかしながら、幸運なことに、JPRS(日本レジストリサービス)様から「日本のドメイン名「.jp」を使いたくなるような広告」という課題で協賛企業賞をいただくことができました。

贈賞式の会場にて、JPRS広報宣伝室 園木彰さんと。

受賞連絡をいただいた時点ではすでにレマンから内定をいただいており、当初の目的から考えるとグランプリを獲る必要はなくなっていたのですが、受賞できてうれしかった反面、自分の実力を思い知ったことが悔しかったです。

しかしながら、昼夜問わず、時間を見つけてはコピーを考えた日々は、本当に幸せでした。また、贈賞式で協賛企業の方たちや他の受賞者の方たちと交流させていただけたことも、すごくうれしかったです。

第53回の課題発表まで、3ヵ月を切りました。
また、あの日々を過ごせると思うと、今から楽しみで仕方がありません。

中島 優子(なかじま ゆうこ)
株式会社レマン コピーライター

東京都生まれ。7歳から15歳までアメリカ、ウズベキスタン、ウクライナ在住。多摩美術大学日本画科在学中、声優事務所に所属し、半年間ベンチャー企業にデザイナーとして就職。大学卒業後、アルバイトをしつつ声優業を継続。その後、総合インターネット会社を経て、現職。第52回宣伝会議賞 協賛企業賞受賞。2014年9月、106期コピーライター養成講座 基礎コース修了。

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