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WeChat決済、日本上陸 新宿・歌舞伎町の甘太郎が導入予定

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中国のネット大手テンセントホールディングス(騰訊控股)傘下のテンペイ(財付通科技)は10日、日本国内の小売や飲食店を対象に、メッセージアプリ「WeChat(ウィーチャット、中国名=微信)」で決済できるサービスの提供を始めると発表した。訪日中国人刊行客の決済手段として、導入の促進を狙う。今後、3年間で1万店の導入を目指す。

WeChatは中国人向けのプロモーションで欠かせないツールになっている。月間利用者数は5月時点で、前年比40%増の5億4900万人。WeChatでの決済時には、企業の公式WeChatアカウントを登録するよう促せる。割り引きクーポンを配信することも可能(写真提供:Shutterstock.com)

スマートフォン向けWeChatアプリで二次元コードを表示させ、決済用アプリをインスト-ルしたタブレット端末で読み取ると、支払いが完了する。今年3月時点で、WeChatと銀行のカードを連携させ、同決済サービスを利用している人が1億人を超えるという。中国ではモバイル決済の利用者が年々増えており、特に20~30代に多い。

宝石の製造販売のサダマツが運営する「ドゥミエール ビジュソフィア イオンモール沖縄ライカム店」(沖縄県中頭郡)が導入を決めた。東京・新宿の「甘太郎歌舞伎町店」(運営=コロワイドMD)も試験的に導入する予定。


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