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今、ブランディングの現場に必要な2つの専門人材

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【PR企画】

「生き残る」ための企業戦略③

企業が手軽に発信できるツールが増えた一方、そこで突き当たるのが「自分たちは、どんな“キャラクター”で語ればいいんだっけ?」というブランディングの疑問。この連載では4回にわたりブランディングの実践方法について解説していきます。

デジタルテクノロジーの進化はブランディングの現場にも大きな変化を与えています。具体的には商品やWebサイト、広告など、ブランドの人格を形づくる成果物の制作プロセスをスピーディーにし、また結果の読めないプロジェクトに最初から大きな投資をしなくとも、小さなトライから始められるなどの利点を生み出しています。

テクノロジストとデザイナーが手を組むこと。そこから生み出されるメリットを企業はいかに自社に取り入れるべきか。数々の企業のブランディングを手掛けてきたFRACTA・代表取締役の河野貴伸氏は「企業が自らブランドを育てていく過程では、社内にもテクノロジストとデザイナーの2つの専門人材が必要」と話します。同社では、その専門人材のロールモデルをつくるべく、自社内にCTO(チーフ・テクノロジー・オフィサー)とCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)の役職を置いています。

しかしブランディングの現場では、職人的な専門人材は生かされません。ビジネスを理解し、そのブランドの人格にとって必要なことを選び取れる力が必要。これからの企業に欠かせない「テクノロジー」と「デザイン」の取り入れ方を、FRACTAのCTO(チーフ・テクノロジー・オフィサー)とCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)の二人の日々の仕事の取り組み方から考えます。

大野 隆(写真左)
FRACTA CCO ブランディングアートディレクター

デザイナーとして経験を積んだ後、WEBの世界の可能性を感じ、2014年から現職。アナログ、デジタルの領域を超え、ブランドに関する視覚的なコミュニケーションをトータルで設計・実施。ブランドにとって本質的かつ実用的なクリエイティブを実現すべく、デザインからアートディレクションまで幅広く携わる。

 

森田泰則(写真右)
FRACTA CTO ブランディングテクノロジスト
大手システム開発会社にて業務システムやCMS構築などを経験。その後独学でweb技術とデザインを習得。2014年よりフラクタCTOとしてシステムとデザインの高い次元での融合を目指し、ブランド構築に従事。新しい技術の検証や導入、社内外へのテクノロジー教育やブランドにおけるCTOの育成も積極的に行っている。

次ページ 「企業内にも必要なCTOとCCO」へ続く


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