大丸松坂屋百貨店は9月30日、中国のメッセージアプリ「WeChat(ウィーチャット、中国名=微信)」の決済サービス「WeChatペイメント」を、大丸6店舗と松坂屋2店舗の訪日観光客向け売り場に導入する。「WeChat」は日本のLINEに似たサービス。決済後に大丸松坂屋のWeChatアカウントをフォローするよう促し、利用客が帰国した後も、店舗情報やクーポンを配信して再来店につなげる。
「WeChatペイメント」は、店頭の端末にスマートフォンをかざすと支払いができる利便性が特長。あらかじめ銀行口座を「WeChat」アカウントに登録して利用する。4億人のユーザーがいるという。
大丸松坂屋百貨店の3~8月累計の免税売上高は、前年比4.5倍に急伸した。中国客の免税品の購入額は免税売上全体の約3分の2を占め、決済手段の利便性を高めることでさらなる需要獲得を狙う。2015年上半期の百貨店全体の免税売上は939億円に上り、2014年年間の730億円をすでに上回った。
新着CM
-
マーケティング
伊藤忠、ボスコンと合弁 DXコンサルティングで新会社
-
販売促進
新規獲得に依存しない「守りの販促」を実現する グロースマーケティングとは何か
-
マーケティング
顧客インサイトを発見する能力を高めるには? 味の素マーケター育成の取り組み
-
人事・人物
ダイハツ工業、「三つの誓い」改革推進部を設置(24年4月1日付)
-
AD
マーケティング
非日常空間での体感・体験型コミュニケーション 心を動かし、マーケティング効果の最...
-
販売促進
採れたての初日の出を電力に 受賞者が明かす「販促コンペ」企画が実現するまで
-
販売促進
価格帯の二極化進む外食市場 インバウンド活況の裏で人手不足も、日本フードサービス...
-
AD
特集
OOHと生活者の交差点を考える
-
販売促進
本屋経営者も参考にする「透明書店」 販売状況など経営の裏側を公開、freee