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タテ型動画広告を本格稼働へ DAC、子会社など6社と提携

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デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)が、スマートフォン画面に適した動画広告に本格的に乗り出す。増加するスマホ向け動画広告の需要に対応し、DACの動画広告売上全体の10%ほどを目指す。2015年4~6月期時点で、動画広告の売上高は前年比2.4倍の約17億円だった。サイバーエージェントの推計では、2015年は動画広告全体で前年比1.6倍の506億円。16年はスマホ向け動画広告がパソコン向けを超える見通し。

子会社の博報堂アイ・スタジオやスパイスボックスや、白組など制作会社4社と業務提携した。動画広告の配信を受けるWebメディアは、コンデナスト・ジャパンの「VOGUE Japan」など4サイト、メディアジーン運営の「cafeglobe(カフェグローブ)」など4サイトと、DACの関連会社グライダーアソシエイツの「antenna*」。Facebookなどのソーシャルメディアや、今月オープンする商業施設「渋谷モディ」(旧マルイシティ渋谷)壁面のデジタルサイネージにも配信する。

サイト上のバナーなどをクリックするとスマホ内蔵の動画プレーヤーが立ち上がり、タテ長の画面に適したサイズで動画が再生される。従来のヨコ型動画では小さい表示になったり、拡大して見るために端末の持ち方を変えなければならず、視聴体験を損ねていた。


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