アサヒ飲料は来年1月6日、訪日観光客向けに英語音声で缶コーヒーなどの商品を説明する「対話型自動販売機」の実証実験を始める。「訪日観光客が自販機での購入をためらっている」とする、グループ内の消費者調査部門の調べにもとづいて企画した。
2月まで設置し、実証機を利用した人のデータを蓄積・分析した上で、訪日観光客の商品購入やリピートを促す施策につなげる。中国語でも実施する予定。
東京・浅草寺の雷門付近に1台設置する。タブレット型端末を備えており、利用者が画面をタッチしたり音声で話しかけたりすると、商品説明を英語で聞ける。缶コーヒー「WANDA(ワンダ)」なら、「朝に飲むのにぴったりな商品ですが、午後に飲んでもおいしいですよ」などと話す。対応商品は23点。
話しかけた音声は、インターネットを介してサーバでテキストに変換、解析後に適切な回答を選び、音声に変換して流す仕組み。応答には平均で数秒かかるという。音声処理や自然言語処理は米マイクロソフトのサービスを活用し、野村総合研究所が実証機を開発した。
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