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Pepperだけで接客する店も、どうなるロボット活用

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ソフトバンクロボティクスとソフトバンクは、1月27日、28日開催の「Pepper World 2016」に伴い、Pepperの法人活用に関する説明会を実施した。「Pepper World 2016」は、人型ロボット「Pepper」の小売りや医療、教育などの各分野における法人での活用事例の紹介や、新たなソリューションを紹介するイベント。

ソフトバンク代表取締役社長兼CEOの宮内謙氏は、発売以来、みずほ銀行、日産など500社以上への導入実績を持ち、内蔵アプリを開発するベンダーも200社を超えたPepperの現状を紹介。現代日本が抱える人材不足の解決策のひとつとしてPepper があり「2016年がスマートロボット元年になる」と話した。法人利用向けでは特に、Pepperの接客によるデータの可視化を特徴として挙げた。

ソフトバンクロボティクス社長、冨澤文秀氏はPepperの活用について「これまでは客寄せパンダのイメージだったが、これからは本当にコスト削減、売上げ拡大などでリアルに企業に貢献していくことになる」と話した。また、「Pepper World 2016」のブース展開などを解説し、実際のビジネス活用に向け、Pepperアプリを事前に体験できるスペースを東京、大阪、名古屋、福岡で2月以降順次オープンすることや、法人向けアプリを集めたサイト「ロボアプリマーケットfor Biz」が2月22日にオープンすること、アプリの無料特典などを含む導入支援キャンペーンの実施について紹介した。冨澤氏はPepperの法人利用について準備は整ったと話し、今後、世界的に一層の激化が予想されるロボット、AI(人工知能)開発競争において「日本発信のロボット事業、必ず勝ちたい」と話した。

後半にはPepperが登場し、表参道にPepperだけで接客を行う世界初のショップ「Pepperだらけの携帯ショップ」を3月28日にオープンすることを告知。 続くトークセッションでは、ゲストに女優の小泉今日子さん、広瀬すずさん、お笑いタレントのピースが登場。Pepperによる接客デモンストレーションを行い、ロボットの実用性の高さをアピールした。


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