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大人向けスタンプラリー盛況 JR東、初日に65駅達成者も

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JR東日本が実施中の「帰って来たぞ! 我らのウルトラマンスタンプラリー」が、男性40~50代を中心に人気を博している。2回めの開催で、全65駅にスタンプ台を設置した。前回は10駅達成者が約10万8800人、全駅達成者も2万5400人に到達。今回は初日から全駅達成者が18人というすべり出しで、参加者も前回を上回りそうな様子だ。スタンプ台に並ぶ人も目につく。企画制作はジェイアール東日本企画。

JR恵比寿駅は「ヒッポリト星人」。ウルトラマンやゾフィー、セブン、ジャック、エースらウルトラ5兄弟を葬ったほどの強敵だった。別名・地獄星人。

企画の目的は、「ふだん降りない駅にも足を延ばしていただき、JR沿線の魅力に気づいてほしい」(JR東日本)というもの。スタンプ台にはウルトラマンシリーズに登場する怪獣などのキャラクターが登場。駅からのメッセージも添えられている。さらに独自に工夫を凝らした駅もあり、「メトロン星人」を選んだ池袋駅はスタンプ台を畳とちゃぶ台を思わせるビジュアルにした。「ウルトラセブン」の名シーンがモチーフだ。

40~50歳代男性を主要ターゲットとしたことから、スタンプは一部を除いて始発~終電まで押せるようにした。スタンプ帳も懐古的なデザイン・紙質だ。先着賞品は科学特捜隊が通信機にしていたバッジ(期間によって各シリーズに変わる)。限定発売した、昭和40年代をイメージした幕の内弁当には、怪獣絵師・開田裕治氏が描いたイラストめんこ1枚をつけた。「古き良き時代」を思い出させてくれるさまざまなグッズが、ターゲットの心をつかんだようだ。


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