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カンヌに来てる外国人に話かけてみた 2

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田中真輝
電通
未来創造グループ、コミュニケーションデザイナー

 

荻野直幸
電通 関西支社
プロモーション・デザイン局 デジタルプランナー

 

—今年のカンヌは、世界の人が何をしにカンヌに来てるのか。 普段はどんなことしてるのか。を聞いてみたくて、 いっぱい世界の人と喋ってみよう!というテーマを持ってやってきました。 2回目です。

まず1人目は、 イギリスのKANTAR VERMEERという会社で、 コンサルタントをしているKaterinaさん。 マーケティングコンサルティングの仕事をされていて、 商品戦略から入って、そのマーケティング支援、 そして、それを実行するクライアントのチームビルディングなど行っておられるそう。

元々はADFESやSPIKESなどローカルな広告祭にでるようになって、 非常に面白く感じたので、世界で何が起きているのかを、 もっと大きな絵の中で見てみるためにカンヌに来られたそう。 カンヌでは、VRなどのテクノロジー、 Social Issueをテーマにしたものなど、素晴らしいものもあったが、 無理矢理for goodにしたと感じるものも多く、マーケティングとはtoo muchな感じもした。

私はそう思うけど、そう思わない人も沢山いる。 例えば、woman not object(女性をモノとして扱うな)というテーマの セミナーがあったり、逆にman not objectというテーマのセミナーもあって、 そういう様々な議論が起こっていること自体が非常にエキサイティングで、 素晴らしい場所だと思う。 ということでした!

次はAKQA Brazilで働くRapaelさん。 AKQAはグローバル展開しているデジタルエージェンシー。

仕事はデジタル起点のプランニング、ディレクション、イノベーションのファシリテーションで、 netflixとかgoogleとかnikeとかを担当されているそう。
今回のカンヌはCyberカテゴリーのyoung lionにブラジル代表として参加されているそうで、
結果は見事ブロンズ。他にもGold1つとSilver2つ、Titaniumも獲られてて、すごい人でした。
カンヌの感想を聞くと、 色々ショーアップされすぎで、誇張されていて、ビジネス化が激しい。

そういう点では本質とかアイデア自体の評価が見えにくくなっていて、 ちょっと面白くなくなってるんじゃないか。

そして、みんな俺が誰だとか、ポジションは何だとか、こんなすごいんだ! って言いながら騒いでるだけだから、カンヌはすごく苦手な場所だと仰ってました。

という少しお疲れの感じでした。
色々喋ってみてても、カンヌには賛否両論で、 日本でも起きている議論が各国でもあるんですね。
それでは〜!


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