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「ネスカフェ® アンバサダー®」を支えるリアルプロモーションの舞台裏

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“前例通り”が通用しない時代のADパーソンの仕事術

広告の世界にデジタルが浸透し、コミュニケーション設計が複雑化した時代。加えて広告とPRの融合の必要性が叫ばれ、宣伝活動において、ますますアンコントローラブルな要素が増えています。

前例通りが通用しない時代だからこそ、成否を左右するのは、戦略以上に実行する人の気の力!?これからの時代に必要とされる広告会社営業担当の仕事術を考えます。

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「ネスカフェ アンバサダー」サンクスパーティーの様子。初回の開催時には、クライアントと朝の5時まで台本をつくる経験も。様々なハードルを共に乗り越える中で、チームワークが形成されていった。

チームの合言葉は「感動をアップデートする」

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営業本部 第五営業局 第三部 海野 貴広氏(31歳)
2009年入社。以来、一貫して営業に従事。シューズメーカーやゲーム会社等を担当の後、現在はネスレ日本株式会社を担当。

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企画制作本部 プロモーション局 第二部 伊藤 若菜氏(36歳)
2003年入社。JR東日本グループの担当営業局などを経て、2006年より現職。JR東日本の各種イベントや観光キャンペーンに携わる。現在は、化粧品会社・商業施設等のプロモーション立案から運営実施まで担当。

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企画制作本部 プロモーション局 第二部 有馬 旬治氏(27歳)
2013年入社。プロモーション局に配属後、流通会社・商業施設等のプロモーションを担当。

――みなさんはネスレ日本株式会社の担当と聞いています。具体的にどのような活動をされているのでしょうか。

海野:ネスレ日本さんと当社は1994年からのお付き合いです。ここ最近は「ネスカフェ アンバサダー」プログラムにおけるリアルプロモーションをメインにお手伝いしています。キャンプやサンクスパーティーなど、リアルなイベントを通して、全国に約25万人(2016年6月現在)いるアンバサダーの方々とのエンゲージメントを強化する活動を展開しています。

伊藤:普段、オフィスなどでアンバサダーとして活動いただいている方々にネスレ日本さんからの感謝の気持ちを伝え、また明日からアンバサダーとしてがんばろうと思っていただくことが目的です。人の気持ちがつながっていくような施策を考えています。

有馬:私はチームに入ってまだ2年ですが、各種イベントの運営をメインで任せてもらっています。

――キャンプのような屋外イベントは、不確定要素が多いので運営が大変ではないですか。

伊藤:この屋外イベント企画は、アンバサダーの方々の「自然の中で美味しいネスカフェを飲みたい!」という声から生まれました。一流ホテルでエンターテイメントと共にコーヒーをお楽しみいただく「サンクスパーティー」もとても好評いただいていますが、もっと様々な種類のイベントや体験を提供していきたいという、ネスレ日本さんの想いもあり、キャンプ企画が実現しました。

確かに不確定要素やリスクは多いのですが、関わっているチーム全体がお互いを信頼し合い、リスク管理をしながらも、どうしたらもっと笑顔になる体験をしてもらえるか、楽しみながら考えています。

海野:さらに、アンバサダーの皆さんへの信頼感、というのもあります。アンバサダーは、オフィスに美味しいコーヒーとともに笑顔を届けたい!と、みんなのことを考えて行動する、いわゆる「いい人」たちの集まりだと思っています。ネスレ日本さんは、そういったアンバサダーの皆さんを信頼しています。

――クライアントとはどれくらいの頻度でミーティングをされているのですか。

海野:会議室で企画書を1ページ目から説明するようなミーティングはほとんどありません。サンクスパーティーのツアーを通じ、様々な部署のネスレ日本の社員の方と交流させていただき、東京と神戸の距離がありながら、Skypeを活用し、かなりの頻度で打ち合わせさせていただいています。

有馬:現場でお会いする機会も多く、直接お話しすると、アイデアに込めた熱意や思いがより伝わるような気がしますね。

(R)ネスカフェ アンバサダーはネスレグループの登録商標です。

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株式会社ジェイアール東日本企画 クライアントサービスプロジェクト事務局
TEL:(03)5447-7974