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コラム

#石井リナのゆとりですがなにか

どのような「フォトスポット」にすれば、若者がSNS投稿するのか

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フォトスポットをできるだけインスタジェニックに

「MET GALA(メットガラ)」のフォトスポット

とくに若い人の間では、SNSはInstagramが主流ですが、そこに載せてもよいと思われるフォトスポットを作ることが重要です。

ハイブランドなどの自慢したくなるようなブランドであれば、もしかしたらよくあるブランドパネルでも十分かもしれません。ただ、その他のブランドや一般的な企業であれば、一捻り考えて、シェアしたいと思われるようなフォトスポットにする必要があります。こうしたフォトスポットはデジタルなものでなくてもよく、シェアしたいと思われれば、アナログな仕掛けでも投稿数は増えます。

ファッションのアカデミーと呼ばれる「MET GALA(メットガラ)」のイベントでのフォトスポットは、電球が張り巡らされている四角い箱がフォトスポットになっていて、その中に入って撮影をします。アナログな仕掛けでも、面白かったり、SNSでシェアしたくなるモノであればそれでOKなのです。

フォトスポットをできるだけ多くする

また1つの会場の大きさにもよりますが、できるだけ多くのフォトスポットを用意することが大切です。これは化粧品ブランド「GUERLAIN(ゲラン)」での事例ですが、メインのフォトスポットの他に、階段で撮影ができるようなスポットも用意されていました。若い人たちは写真を撮り慣れているので、ここで撮ってくださいね、なんて促す必要はありません。

また、用意されているお菓子やアイテムだって、フォトポイントになります。

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