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「笑顔率」など、感情を可視化して生産性アップ

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ネットショップでは、訪問者や購入率などを解析するのが当たり前である一方、実店舗での効果測定は難しく、経験と勘に頼った施策に陥りがちだ。しかし、店内に設置されている防犯カメラを用いれば、実店舗でも来店者を分析することができる。いま店内カメラは、防犯という用途だけでなく、販促施策の効果を測定するマーケティングツールとして、活用の幅が広がりつつある。
「喜び」「悲しみ」「怒り」の感情をリアルタイムで可視化

「喜び」「悲しみ」「怒り」の感情をリアルタイムで可視化できるようになっている。

映像解析で店頭ツールの効果測定も

来店者分析で、販促集客の精度を上げる

アロバ 代表取締役社長 白砂 晃氏

アロバ 代表取締役社長 白砂 晃氏
しらまさ・あきら/早稲田大学卒業後、NTTに入社。その後、サイバーエージェントに転職し、同社の主軸として業績向上に貢献。2002年フォトクリエイト創業。2013年東証マザーズ上場後、2015年当社設立。

実店舗での販売管理では、POSデータをもとに「何が」「いつ」「どこで」「どれくらい」売れたのかを分析するのが一般的だ。しかしPOSデータだけでは、来店しても購入しない「非購入者」のデータを把握しづらい。ネットショップのように、購入率の高低からプロモーション効果を検証することが長年の課題だった。

「モノをつくれば売れるという時代は終わった。従来と同じような画一的な販促施策を打っても、消費者は振り向いてくれない。顧客を『個客』としてとらえ、一人ひとりの来店客に寄り添った販売活動が必要だ」と、アロバの白砂晃社長は言う。

同社は、防犯カメラサービスで培った画像解析の技術を活用し、実店舗の来店者数だけでなく、性別や年代、滞在時間、さらには感情までをも分析するソフトウエア「アロバビューコーロ」を2016年夏に発表する。

ネットワークカメラから取得した映像をもとに解析を行い、パソコンやスマートフォンにリアルタイムで分析データを表示する。取得したデータは自動でグラフ化され、日・週・月ごとの来客数や世代別・性別にデータを一覧できる。同ソフトウエアを用いれば「購入していない」来店者のデータを把握し、POSデータと突き合わせて購入率を割り出せるようになる。

次ページ 「来店者の気持ちが数値でわかる!『喜び』や『怒り』を分析」へ続く



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電話番号:03-6304-5645
URL:株式会社アロバ http://aroba.jp
アロバビューコーロサービス紹介ページ http://arobaview.com/koro
E-mail:pr@aroba.jp