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発行部数は毎号12万部 — プリントシールユーザーを増やす紙媒体の強みを生かしたフリーマガジン

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プリントシール機の開発・製造・販売を行うフリューは、2012年から継続してフリーマガジン「GIRLS’TREND(ガールズトレンド)」を年3回刊行している。

ファッションやビューティーなどのカテゴリにおいて旬な情報を発信しており、現在、最新号の第13号が配布されている。

「GIRLS’TREND vol.13」誌面イメージ

フリーマガジンを発行する狙いは、プリントシール機の認知度拡大。既存ユーザーにはプリントシールを長く利用してもらうこと、現在プリントシール機と接点のない人には興味を持ってもらうことを目的に、プリントシールの広報誌のような役割を持たせている。

「普段、雑誌を読まない女性も読者対象。『GIRLS’TREND』を読んで、今のトレンドを知り、興味を持つことで、おしゃれになったり、かわいくなったり……。そうすることで、『プリントシールを撮りたい!』と思う女性を増やし、撮影回数を増やすということも、長期的な戦略として狙っています」と担当者は話す。

デジタル時代、スマートフォン時代と言われる時代に、あえてフリーマガジンを出す理由を尋ねると、「同じ内容を、Webで見られるようにすることはもちろん可能ですが、Webで見た時のワクワク感と、実際に手に取って読んだ時のワクワク感では、後者のほうが断然大きいと考えています。実は創刊時に、同様の質問が社内からもありました。本誌だけでなく、プリントシールも画像データだけでよいのでは?と。しかし、私たちは『プリントシール機で遊ぶ(撮影、落書き)と、その場ですぐにシールが出てくる』=『友だちと感想を共有し、そのまま思い出として持ち帰れる』ということがプリントシール機の価値の一つであり、スマホ、アプリで撮影する写真に負けない強みでもあると考えています」(前出の担当者)。

フリーマガジンは年3回、プリントシール機の新機種が登場するタイミングで発行しており、1号あたりの発行部数は12万部にのぼる。配布場所は、創刊当初はゲームセンターだけだったが、反響が大きくなるにつれ、アパレル店舗や飲食店、CDショップや専門学校などへと拡大。読者からの問い合わせや、「有料でもいいので、バックナンバーが欲しい」という要望も多いという。また、モデル事務所などから、「誌面に登場させてほしい」との売り込みも多くあり、雑誌業界関係者から「おしゃれな雑誌」「面白いことをやっている雑誌」と認知され始めている手応えを感じているという。今後も「プリントシールマガジン」という現在のスタイルを継続しつつ、紙媒体だからこそできる新しい企画も展開していく考えだ。

スタッフリスト

PR
新本祐一
編集長
稲垣涼子
編集
フリュー、KNAX
CD
矢野圭祐
AD
蒲生和典
発行人
田坂吉朗

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター