メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

電通の働き方改革は、どこまで進んでいる? — 社員のバイタリティを高めるオフィスの取り組みに迫る

share

オフィス環境の実験は改革の柱のひとつ

電通は2017年7月27日、同社の働き方の改善策をまとめた「労働環境改革基本計画-新しい電通を創る改革」を発表した。これは同社で生じた労働問題の原因をひとつひとつ紐解いた上で、改善のための具体的な方針と施策を取りまとめたものだ。

改革の推進に電通は、初年度に70億円、次年度に130億円の投資を行うと発表している。業務効率化のためのRPA(Robotics Process Automation/ロボットによる業務自動化)や健康施策等、十数の施策の柱をたて、改革を進めるために様々な実験を行っている。その実験のひとつが、今回のオフィス環境のリニューアルである。

「労働環境改革基本計画」が始動して1年4か月。電通の社内では今、何が起きているのか。約7000名の従業員を抱える巨大企業で、働き方の改革は進んでいるのか。労働環境改革の目玉のひとつであるオフィス環境リニューアルにおける取り組みを聞く。

次ページ 「効率化の推進で失われかねない
「クリエーティビティの発揮」という課題にどう向き合うのか?」へ続く