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動画SEO(VSEO)マニュアル2016――基本〜応用テクニックからサイト埋め込み時の対策まで

2016年07月05日

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動画コンテンツの流通量は年々増加しています。
世界最大の動画プラットフォームであるYouTubeには、1分あたり400時間分以上もの動画がアップロードされており、検索面での“ライバル”動画が無数に存在すると言うことができます。

このような状況の中で、「検索」を通して自社の動画コンテンツをターゲット層やその動画に対してニーズを持つ人に見つけてもらうために、『動画SEO(検索エンジン最適化)』が必要不可欠な対策になっています。

本記事では動画SEOの基本的な考え方から、今すぐ役立つ実践テクニックを解説していきます。

検索結果を左右する2つの要因

 「動画SEO」と聞くと、動画タイトルなどのメタデータの設定を思い浮かべる方も多いかもしれません。もちろんそれも重要な要素ですが、主要検索サイトであるGoogle(YouTube)やYahoo!のアルゴリズムは、動画コンテンツの「内容」と「質」から表示順位を決めています。 

  • 動画の「内容」とは・・・
    動画タイトル、説明文、タグ、サムネイル、字幕などのメタデータ
  • 動画の「質」とは・・・
    再生時間や視聴維持率、再生回数、コメントやシェアの数、サムアップの数、チャンネル登録数など

動画の内容はメタデータの情報によって認識され、ユーザーの検索内容に関連性の高いコンテンツを検索上位に表示する仕組みになっています。他の動画との関連性などもメタデータに基づいて判断されるため、YouTubeの「関連動画」一覧への表示にも影響してきます。
一方、再生時間や再生回数、サムアップなどが動画の質を判断する材料となります。
これらすべてを総合的に評価した結果が検索表示順位となるため、「内容」と「質」の両面について対策を講じる必要があります。

動画の内容を伝えるメタデータのコツ

それではまず「タイトル・説明・タグ・サムネイル・字幕」の5つのメタデータについて、YouTubeクリエイターアカデミーで紹介されているTIPSを参考に、ポイントをまとめます。

● タイトル

タイトルは動画の内容を端的かつ分かりやすく伝えることがもっとも重要です。必ずおさえておきたいポイントを以下に挙げます。

  • 動画内容と関連性の高いキーワードはできるだけ冒頭に置く。
  • PC、モバイルそれぞれで、検索結果やYouTubeの関連動画などにどのように表示されるかを把握し、長すぎて最後まで見えないタイトルは避ける。
  • シリーズ動画の場合は、シリーズであることを検索エンジンが認識できるよう、統一タイトルにエピソード番号やバリエーション名を加えた形にする。
  • サムネイル画像との組み合わせでより動画の内容が伝わりやすいタイトルにする。

タイトルではキーワードの選び方が大きなポイントとなりますが、Googleトレンドで人気のキーワードを探したり、YouTubeの検索ボックスのオートコンプリート機能を使って表示候補を見ることもひとつの参考になります。

trafficまたすでにYouTubeにアップロードしている動画であれば、どのようなワードを使って検索されているかをYouTubeアナリティクスのトラフィックソース(YouTube検索)で確認し、流入の多いワードを調べることも可能です。

● 説明

説明文は、検索エンジンが動画の内容をより詳しく理解する上で非常に重要な要素です。説明文はさまざまな書き方ができますが、動画との関連性の高さや他の動画やサイトなどへの誘導がポイントになります。

  • キーワードを含めながら動画の内容を過不足なく的確に説明する。
  • チャンネル登録、関連動画、再生リスト、ソーシャルメディアのアカウントなど、次の動画の視聴を促すリンクや、動画視聴後に誘導したい外部リンクを含める。
  • 海外でも視聴されたい場合は、対象言語の説明文を入れておく。
    タイトルと説明文については他言語を設定しておくことも可能(参考記事)。

また、Googleの検索結果画面で表示される説明は下図のように2行分のみであり、またYouTube動画再生ページでもデフォルトで表示されるのは最初の3行で、それ以降は「もっと見る」をクリックする必要があるため、もっとも伝えるべき要素を冒頭にコンパクトにまとめることも大切です。

google

● タグ

タグはユーザーには見えませんが、検索エンジンが動画を認識するために必要で、検索結果やYouTubeの関連動画の表示に影響すると言われています。

  • 動画の全体像を的確に伝えるワードを選ぶ。無関係なワードは含めない。
  • タイトルや説明に含めたキーワードもタグとして登録する。
  • 動画固有のワードと、一般的なワードの両方を入れる。(例:movieTIMES, ムービータイムス, オウンドメディア, 動画マーケティング, 動画)

● サムネイル

サムネイルは動画の内容を言葉以外の形で伝える唯一の要素であり、視聴者への第一印象を大きく左右します。

  • 動画の内容が一目で分かるカットを選ぶ。
  • タイトルを補足し、動画の内容をより連想させるカットを選ぶ。
  • より分かりやすく、かつ魅力的にアピールするために、カスタムサムネイルを設定する(詳細後述)。

● 字幕

字幕もメタデータのひとつです。動画の内容を言語化できる字幕は、動画の内容や関連性、質をより精度高く判断するのに役立ちます。
動画自体に字幕を入れてもYouTubeのシステムは認識することができないため、あくまでYouTubeの字幕機能(YouTubeヘルプ)を使うことが必要です。

以上のメタデータはいつでも変更可能ですが、それにより検索順位や表示場所が大きく変わる可能性があります。
例えば、なかなか検索結果に表示されず、再生回数が増えない場合はメタデータを変更することで改善される場合があります。その一方で、例えばその時のトレンドワードなどを無理に盛り込もうとしても、そのワードが動画の内容に関連が低いと表示順位が下がる可能性もあります。
また、無関係なワードやリンクをたくさん含めるなど紛らわしいメタデータを設定すると、ポリシーに反しているとして動画が削除されたり警告を受ける場合があります。

サイトに動画を掲載したい場合

ウェブサイトに動画を掲載するケースも増えていますが、ただ動画を置いたり埋め込んだだけでは、検索エンジンは動画を認識できません。そこで、schema.orgなどを使ってマークアップするか、サイトマップ内に動画の情報(タイトルなどのメタデータ)を記載することが必要となります。

参考:マークアップについて(Google Search Consoleヘルプ)
   動画サイトマップについて(Google Search Consoleヘルプ)

YouTube動画をサイトに埋め込む場合も上記対策は必要です。

またSEOの観点で言うと、YouTube動画の埋め込みよりも、サイト(ドメイン)内に動画を直接配置した方が上位に表示されやすいとされています。直接置く場合はメタデータや掲載ページのURLを忘れずに動画サイトマップに記載しましょう。 

▽ ドメイン内に直接動画を配置した場合は、動画掲載ページがサムネイル付きのリッチスニペットで表示される

locusvideo

そしてSEOをより強化するためには、1ページあたり1動画が理想と言えます。こうすることで、検索エンジンは動画それぞれを個別に認識できるようになり、各ページが検索結果に表示される可能性が高まります。

また、セミナー動画やインタビュー動画などではトランスクリプション(動画内容を文字化したもの)を載せることも、検索エンジンがより正確に動画の内容を把握することにつながります。

動画の「質」の評価を高めるポイント

それでは次に、2つめの判断要素である「質」について解説していきます。

まず大前提として、動画コンテンツに視聴価値・情報価値があることがもっとも重要です。そのためには、想定する視聴者層が動画に何を求めているのかをしっかりと把握し、それに応えるコンテンツを企画制作することが求められます。

その上で、SEO上の「質」を高めるための3つのポイントを紹介します。

1. 再生時間 > 再生回数

Googleは動画のクリック再生回数よりも、視聴維持率や総再生時間を重視する方針をとっています。長時間視聴されている動画は、より視聴者に好まれていると判断されるのです。
一般的に動画コンテンツはコンパクトにまとめた方が良いとされますが、SEOにおいては長尺動画であっても上位に表示される可能性が十分にあるのです(きちんと視聴されていることが必須条件です)。

もちろん、再生回数も動画の質を示すひとつの指標となるため、ソーシャルメディアやメールなども活用し、より多くの人に視聴されるような対策も大切です。

2. カスタムサムネイルで関心を引く

YouTubeで特に高い成果を挙げている動画の90% がカスタムサムネイル(YouTubeヘルプ)を使っているそうです。魅力的なサムネイルは、検索結果や関連動画に並んだときでも視聴者の目を引くことができます。また動画の内容を的確に表現するサムネイルは、視聴開始後も視聴者の関心を継続しやすい(=視聴時間が長くなりやすい)という効果もあります。

その他の細かいテクニックを以下にまとめます。

  • 動画の内容やブランドらしさを表現しつつ、できるだけ目立つデザインを考える。
  • 動画撮影時に、サムネイル用カットの撮影も計画に入れておく。
  • 高解像度の鮮明な画像を使う。
  • サムネイル内にキャッチコピーを加える。
  • スマートフォンの小さい画面で見てもきちんと見えるよう配慮する。
  • ブランドや動画シリーズで統一フォーマットを使い、ブランド力を高める。
  • 人は自然と「人」に目が行く習性があるため、人が登場する動画であれば、サムネイルで人を出す

▽ 統一フォーマットを用いてブランドを強化。内容を伝えるコピーも加えている(Pampers)

Pampers

▽ レシピ動画もスタイリッシュなサムネイルで差別化を図ることができる(Tasty)

Tasty

3. 「説明」を有効活用する

説明の記述は自由度が高く、1行だけで終わらせることもできます。
しかし、動画の解説だけでなく、このスペースを使って視聴者にとって有益な情報をひとつのブログ記事のようにまとめることによって、よりブランドや商品への関心や信頼度が高まり、動画視聴時間が伸びたり、関連動画や関連ページに誘導できる可能性も多いにあります。

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昨今はハウツー動画などが特に人気を集めていますが、同じテーマのハウツー動画が多数存在する中で、自社のコンテンツを見つけてもらい、新たなファンになってもらう可能性を高めるためには、動画SEOを実施しないわけにはいきません。

どのような動画コンテンツであっても、今回ご紹介した動画SEO対策を忘れずに行うようにしましょう。

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