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コンサルタントのコラム

「マーケティングの企画会議で意識したい」アイデアが出やすくなる、たったひとつの秘訣

4月です。フレッシュマンのみなさま、ご入社おめでとうございます。
フレッシュではないみなさま、フレッシュマンとのコミュニケーションに戸惑っていたりしませんか?
そんなときは当コラムの過去記事のアレコレなんかもオススメですのでご参考になさってください。

さて、企画会議でさまざまなアイディア出しをする際、よく「100本ノック」という言葉を耳にします。わたしも「キャッチコピー100本ノック」「クライアントの強み100本ノック」などの苦行を経験しました。しかし、過去に100個またはそれに近い数を出したことはなく、途中で挫折しがちです。

アイディアが出てこない…その理由は何?

挫折しがちなわたしですが、むしろ100個きっちり出してくる人を見たことがありません。しかし、そんな中でもわたしが出せるアイディアの数は少ないほうです。周りをみてみると、「え、そんなことも書いちゃうの?」「それはわたしも頭の中で考えていたけれど、つまらなさそうだから敢えて書かなかったな…」という状況…。

「そんなこと」もとにかくアイディアとして書いてしまう人と、「そんなこと」だから「つまらなそう」と決めつけて書けないわたし。

この差は何だろう?と、ずっと疑問に思っていました。

原因は「心の天井」にあった

「ひらパー」ってご存知ですか?
大阪府枚方市にある、「ひらかたパーク」という遊園地です。このひらパーを窮地から救った、博報堂でクリエイティブディレクターをつとめる河西智彦さんという方の著書を最近読みました。そこに、アイディア出しのときに気がラクになる言葉が書いてありました。

一般常識や経験から生まれる「心の天井」を外すように意識する。無理だと思わずに挑戦してみる。

<心の天井>つまり、自分の意識の中で勝手に作ってしまった「上限」が制約となって、アイディアを出すという行動が制限されてしまっていたため、わたしは「つまらなそうだから敢えて書かなかった」という行動に出てしまっていた、ということです。
このフレーズを読んで、ある弊社スタッフのことを思い出しました。

就職活動で「心の天井」を外した結果…

弊社は10人ちょっとの少人数で運営しています。殆どが経験者採用ですが、そんな中たったひとり、新卒で入社したスタッフがおります。しかも、当時弊社は新卒者の募集をかけていなかったにもかかわらず、彼女は弊社求人情報を見て応募したのです。

「あれ、新卒の募集してたっけ…?」と誰もが不思議に思う中、面接は進み、彼女は見事に内定を勝ち取りました。

彼女が入社したのち、「新卒募集をかけていなかったところに応募するってすごいね!」という話になったのですが、「仕事内容がおもしろそうだったので応募してみちゃいました」と本人談。
「いやー自分にはできないわ。ホントすごい!」と感心しました。

彼女はまさに「この会社は新卒募集してないから無理だろうな…」という<心の天井>を外して挑戦してみたのでした。

「天井」は自分じゃない誰かが必ずつける

アイディア出しの話に戻りましょう。

心の天井を外して、アイディアをたくさん出したとします。コピーなら「さすがにここまでは言えない…」という内容のものや、企画案なら「お金かかりすぎるなぁ…」といったものも含まれているはず。
でも大丈夫です。そういったNG要素を含む案については、クライアントをよく知る営業担当やクライアント自身が、正しい天井(基準)をつけて必ずストップをかけます。

どこかで誰かが「正しい天井」を基準に止めてくれる

前述の、就職活動の例もそうです。「新卒採用していないからきっと無理」という心の天井を外して応募したケースで、弊社の採用担当は「新卒応募していないけど会ってみよう」としたことから実現した内定ですが、「経験者がほしいので新卒からの応募はお断りしよう」とストップをかける企業だってあるはずです。

誰かがどこかで必ず止めるなら、最初は自分で制限をかけなくてもいいのです。

企画のときだけでなく、さまざまなシーンで思い出そう

わたしはこの<心の天井を外す>という言葉に出会って以来、企画のときはもちろんですが、仕事以外の場面でもこのフレーズを思い出すようにしています。心の天井を外すことによって得られた意外な結果が、物事をスムースに運んでくれているような実感があります。

このフレーズは、河西さんの著書
『逆境を「アイデア」に変える企画術 ~崖っぷちからV字回復するための40の公式~ 』
で出会いました。この本には非常に魅力的な企画術がたくさん紹介されています。

河西さんが紹介するさまざまな「公式」の中でも特に役立ちそうなものをいくつかピックアップしたいのですが、この続きはまた今度。

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