
私的公開日誌@ウェブ暦:120123.01
先週の東京は、とにかく寒くて雪も降った。ここ暫くが寒さの底だろう。暖かい春が一刻も早く訪れて欲しいと願う日々。
気温は寒かったが、話題は熱かった今号である。
さて、食べログの余波は先週も続き、今度はYahoo知恵袋でのヤラセ投稿までもが発覚。
そうした中、ステマ逆手口の詐欺が登場したり、食 べログの「ステマ」判定サイトが開設され1日で60万PV集めるほどの人気。
「それ見たことか。だからネットは信用できないんだ。」というしたり顔の人たちが目に浮かぶようだが、TVなどでは懲りずに“日常的”に行われてきた(今でも行われているかもしれない)ことだ。
そうした中、ステマ逆手口の詐欺が登場したり、食 べログの「ステマ」判定サイトが開設され1日で60万PV集めるほどの人気。
「それ見たことか。だからネットは信用できないんだ。」というしたり顔の人たちが目に浮かぶようだが、TVなどでは懲りずに“日常的”に行われてきた(今でも行われているかもしれない)ことだ。
それ以上に物議をかもしたのが、カイカイキキ代表でポップアーティスト、現代美術家の村上隆による「『クール・ジャパン』なんて外国では誰も言っていません。うそ、流言です。日本人が自尊心を満たすために勝手にでっち上げているだけ」という朝日新聞での発言。
ネット上では侃々諤々となり、この発言の主たる村上が批判を浴びた。
これについては、昨年に「韓流人気」なんて誰も知らないというような記事が話題となったが、同じような気がする。
どちらも、幾つかの国、一部の地域、一部の人たちには人気があるかもしれないが、海外での一般的な認知度や現象のように報道する、あるいはそう思い込みたいということがこうした問題を引き起こしたのだろう。
そうした現象の実態については、私は詳細に調べた訳ではないから詳らかではない。
もちろん、韓国が国を上げた文化政策のおかげで、我が国を含め東南アジア各国で韓国やその文化への好感度を醸成し、TVドラマなどエンターテイメント分野は、特に我が国では一般にも広く認知されるようになったことは事実だし、外貨獲得にも大いに貢献したことだろう。
経済産業省もそれにならった訳でもあるまいが、「クールジャパン」を海外戦略の錦の御旗に掲げた。
しかし、「クールジャパン」がどの程度の認知度なのかなど、外務省に聞いたりネットで調べれば現状はわかることだろう。
これについては、広告代理店に金が吸い取られているだけだという指摘や血税が無駄に使われているという批判は、他でも見かけたので多分ある程度は事実なんだろうと推察する。
これについては、広告代理店に金が吸い取られているだけだという指摘や血税が無駄に使われているという批判は、他でも見かけたので多分ある程度は事実なんだろうと推察する。
海外で「クールジャパン」は、私たちが思うほどには認知度もなく、村上周辺でもそのようなこと口したり見聞きしていないのだろう。しかし、そうした状況を、「嘘や流言」とあからさまに断言口調の発言をしたので非難が集中したのだろう。
私個人では「Appleのビジョンと日本のハードウェアメーカーの将来」と「瀕死のコダックと飛躍する富士フイルム」という2つの記事が、マーケティング戦略や経営戦略を考える上からとても読み応えがあり参考になる記事だった。
現状では、“他山の石”とすべき記事だろう。
現状では、“他山の石”とすべき記事だろう。
19日、その米イーストマン・コダックは経営破綻し、我が国の民事再生法に相当する連邦破産法11条の適用をニューヨークの裁判所に申請した。
今回は、特別にその要約を掲載したので、興味のある方は是非とも下記リンクで全文もお読みいただければと思う。
【要約】「Appleのビジョンと日本のハードウェアメーカーの将来」
(1)2002年当時、エレクトロニクス事業が低迷しはじめ、PlayStationビジネスの収益が会社を支えているという状況であった。各機器に搭載されているOSは、PlayStationは独自OS、PCはWindows、PDAはPalm OS、携帯電話はSymbianと戦略(一貫)性が欠如していた。
(2)Appleの買収話しは、当時ソニー内部でも何度か持ち上がっていた。
(3)当時のAppleは、瀕死状態からようやく起き上がれるようになったばかりで、ソニー からすれば吹けば飛ぶような会社だった。しかし、現時点での時価総額でソニーの20倍近くの企業に成長している。
(4)「ポストPC」ビジネスではAppleが一人勝ち、家電ではSamsungが独走状態で、今さらAppleやSamsungのマネをしても市場では勝てはしない。
(5)これまでの総合家電メーカーのビジネスモデルという20世紀的なビジネス発想やモデルでは、21世紀のエレクトロニクス業界の牽引していくのは無理。
(1)2002年当時、エレクトロニクス事業が低迷しはじめ、PlayStationビジネスの収益が会社を支えているという状況であった。各機器に搭載されているOSは、PlayStationは独自OS、PCはWindows、PDAはPalm OS、携帯電話はSymbianと戦略(一貫)性が欠如していた。
(2)Appleの買収話しは、当時ソニー内部でも何度か持ち上がっていた。
(3)当時のAppleは、瀕死状態からようやく起き上がれるようになったばかりで、ソニー からすれば吹けば飛ぶような会社だった。しかし、現時点での時価総額でソニーの20倍近くの企業に成長している。
(4)「ポストPC」ビジネスではAppleが一人勝ち、家電ではSamsungが独走状態で、今さらAppleやSamsungのマネをしても市場では勝てはしない。
(5)これまでの総合家電メーカーのビジネスモデルという20世紀的なビジネス発想やモデルでは、21世紀のエレクトロニクス業界の牽引していくのは無理。
【要約】「瀕死のコダックと飛躍する富士フイルム」
(1)コダックの変化が遅かった理由の1つは、同社の幹部が「“とにかく作り、売り、問題があれば直す”というハイテク企業精神を持てず、完璧な製品にこだわった」と、ハーバード大学経営大学院のロザベス・モス・カンター教授の言葉。
(2)コダックの経営陣は一貫性がなかった。何人かの新しいCEOが就任するたびに戦略が変わった。
(3)富士フイルムの会社の全面的な見直しは「辛い経験だった。だがあの状況では誰ひとり生き残れなかった。だから事業モデルを立て直す必要があった」。
(4)変化を嫌う日本企業のごとく振舞ったのが米国企業のコダックで、柔軟な米国企業のように動いたのが日本の富士フイルムだった。
(5)『イノベーションのジレンマ』のクレイトン・クレステンセンの言葉「とても難しい問題だ。これほどの難題に直面した企業は他に見たことがない。新たに登場した技術が従来のものと根本的に違いすぎて、旧技術をもって課題を乗り越えるのは不可能だった」。
(1)コダックの変化が遅かった理由の1つは、同社の幹部が「“とにかく作り、売り、問題があれば直す”というハイテク企業精神を持てず、完璧な製品にこだわった」と、ハーバード大学経営大学院のロザベス・モス・カンター教授の言葉。
(2)コダックの経営陣は一貫性がなかった。何人かの新しいCEOが就任するたびに戦略が変わった。
(3)富士フイルムの会社の全面的な見直しは「辛い経験だった。だがあの状況では誰ひとり生き残れなかった。だから事業モデルを立て直す必要があった」。
(4)変化を嫌う日本企業のごとく振舞ったのが米国企業のコダックで、柔軟な米国企業のように動いたのが日本の富士フイルムだった。
(5)『イノベーションのジレンマ』のクレイトン・クレステンセンの言葉「とても難しい問題だ。これほどの難題に直面した企業は他に見たことがない。新たに登場した技術が従来のものと根本的に違いすぎて、旧技術をもって課題を乗り越えるのは不可能だった」。
また、「「シューカツでは個性を!」
と妄信的に連呼するオトナの大罪」も読むべき記事だろう。
そもそも個性を尊重するように育てられていなかった学生が、就活のときだけ付け焼き刃で個性を発揮できる訳もないし、企業側の個性尊重という“勝手なシュプレヒコールのごとき"叫びに悩んだり右往左往するだけだ。
また、企業側は個性といいながらその個性の基準も曖昧で、採用担当者の都合もあり無難な人材を足らざるを得ない状況について考えされられる記事だ。
私も福田恆存の『人間・この劇的なるもの』倣って言えば、企業の主張する個性などというものを信じてはいけない。もしそんなものがあるとすれば、それは企業が演じて欲しい役割ということにしか過ぎぬ、ということになるだろうか。
今年に入り、LInkedInは連日積極的にセミナーを開催してる様子だし、「Pinterest」も徐々に記事になってきた。
今年に入り、LInkedInは連日積極的にセミナーを開催してる様子だし、「Pinterest」も徐々に記事になってきた。
<関連リンク>
▼“口コミ”ビジネスの闇…“食べログ”問題は氷山の一角
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120114/dms1201141516010-n1.htm
▼ヤフー知恵袋でもやらせ 飲食店、好意的投稿を依頼
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3E4E2E6868DE3E4E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
▼消費者庁「食べログ」のステマは法規制無理
http://media.yucasee.jp/posts/index/10163
▼テレビでは当たり前の「ステマ」 なぜネットでは非難される!!?
http://exdroid.jp/d/27832/
▼食べログのやらせ投稿問題、ちょっとアメリカ事情を調べてみた
http://www.advertimes.com/adobata/article/4368/blog.prtimes.co.jp/yamaguchi/2012/01/tabelog/
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120114/dms1201141516010-n1.htm
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http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3E4E2E6868DE3E4E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
▼消費者庁「食べログ」のステマは法規制無理
http://media.yucasee.jp/posts/index/10163
▼テレビでは当たり前の「ステマ」 なぜネットでは非難される!!?
http://exdroid.jp/d/27832/
▼食べログのやらせ投稿問題、ちょっとアメリカ事情を調べてみた
http://www.advertimes.com/adobata/article/4368/blog.prtimes.co.jp/yamaguchi/2012/01/tabelog/
▼「ステルスマーケティング」と「マーケティング」の25の境界線を戦略広報の視点で考える
http://www.advertimes.com/20120120/article50800/
▼本当のバイラルとは
http://www.advertimes.com/adobata/article/4178/masaki0720.tumblr.com/post/14796019582/
http://www.advertimes.com/20120120/article50800/
▼本当のバイラルとは
http://www.advertimes.com/adobata/article/4178/masaki0720.tumblr.com/post/14796019582/
▼技術が引き起こすジレンマ〜コダックはその歴史を閉じるのか(全文)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120117/226201/?leaf_rcmd
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120117/226201/?leaf_rcmd
▼米コダック:破産法申請、経営破綻 初のデジカメ開発、時代に乗り遅れ
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120120ddm002020078000c.html
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120120ddm002020078000c.html
▼「シューカツでは個性を!」と妄信的に連呼するオトナの大罪
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120117/226245/?rt=nocnt
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120117/226245/?rt=nocnt
▼LinkedIn日本法人による初セミナーのまと
め
http://fumon-nippo-ex.blogspot.com/2012/01/linkedin2012116.html
▼Facebook、Twitterの次にくる、話題のSNS「Pinterest」を使ってみた〜米国で大人気の画像のキュレーションSNSはこれだ!
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120111/226035/
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