Webプロダクション進化論
澤邊 芳明(ワン・トゥー・テン・ホールディングス代表取締役社長)
京都工芸繊維大学卒業。1997年にワン・トゥー・テン・デザインを創業し、ユニークなアイデアと時流に合わせた先進的なチャレンジによって、多くの大型キャンペーンを成功に導いてきた。ワン・トゥー・テン・デザインはこれまでに、カンヌライオンズ(カンヌ国際広告祭)金賞、One Show Interactive金賞、アジア太平洋広告祭(アドフェスト)グランプリなど、国内外のアワードを80以上受賞。デジタルテクノロジーを軸としたインタラクティブスタジオとして、国内外から注目を集めている。
2012年4月には5社と合流し、広告クリエイティブ領域からコーポレートサイト構築までのデジタルマーケティングを総合的にプロデュースするクリエイティブエージェンシー、「ワン・トゥー・テン・ ホールディングス」を設立。
ワン・トゥー・テン・ホールディングス:http://www.1-10holdings.co.jp
ワン・トゥー・テン・デザイン:http://www.1-10.com
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このコラムについて
日本のインターネット黎明期の1997年に24歳で創業し、今や社員110人を抱えるクリエイティブエージェンシーのトップとして現場を指揮する筆者が、創業以来初めて半生を振り返ります。ワン・トゥー・テン・デザインの歩みの中で、経営者として感じてきたことや、ディレクターとして現場を見てきた経験から思うこと、さらにWebデザインやクリエイティブの仕事や今後のビジョンに至るまでを12週にかけて綴ります。
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カウントダウン開始、ワン・トゥー・テンの社長をやめます。
ついに今回が最終話となりました。皆様、最後までお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。これまで12話を通して、Webブロダクション経営者の立場から、起業・組織・経営・広告・制作・ブランディング...
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日本総輸出計画を発動せよ!
今年に入ってから、私の周りでWebプロダクションの海外進出の動きが加速しています。シンガポール、中国、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、アメリカなど、アジアを中心に拠点開設の話を多...
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日本のWebクリエイティブは世界で通用するのか?
このコラムを書き始めたのは夏が訪れる少し前でしたが、徐々に秋の気配を感じるようになってきましたね。といっても昼はまだまだ暑いのですが。約2週間前、シンガポールで開催されたSpikes Asiaに参加し...
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ゴーストライター百市&綿野
アドタイをご覧の皆様、初めまして! 前回の記事で、弊社代表の澤邊より紹介を受けました百市と綿野です。大変恐縮ではございますが、今回は、春よりワン・トゥー・テン・デザインのディレクター(見習い)として勤...
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コーポレートサイトの未来
今回、お話するのは企業サイトのことについてです。あれ?ワン・トゥー・テン・デザインってコーポレートサイトのことわかるの?プロモーションが得意なんじゃないの?そんなイメージをお持ちの方も多いと思いますが...
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ホールディングスにして良かったの? に対する本音の回答
今年4月にワン・トゥー・テン・デザインはグループ会社になりました。一社単体では実現できないことに挑戦するために、各社の強みを生かす形で、現在多くの取り組みを行っています。ホールディングス化に対するご質...
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経営者が語るWebプロダクションの理想と現実
リーマンショック以降、周りでいくつもの会社が消え、もしくは部門を整理するなど、負の変化が見られました。倒産や縮小により転職を余儀なくされ、そういった理由で求人に応募される方も多くなりました。正直にお話...
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それっておもしろいの?
いい広告とは?これって本当難しい。広告人なら絶えず持つ問いで、フェルマーの定理のように長年多くの人がこの問いに挑戦してきました(フェルマーの定理は350年経って近年証明されましたが)。もちろん、対象の...
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自社サイト考
ワン・トゥー・テン・デザインでは、自社のコーポレイトサイトを通じ、課題解決とアイデンティティの再構築をその時点ごとに行ってきました。組織である以上、会社がどこへ向かおうとしているのか? 我々のバリュー...
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仲間意識が会社を潰す
1997年に個人事業で歩み始めたワン・トゥー・テン・デザイン。思惑通り、ヤフーのホームページ制作会社カテゴリーで上から2番目をキープし、徐々に依頼が来るようになりました。(数年後、法人名での掲載が基本...