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カゴメ、ネットメディアと雑誌が連動した共同体験会を実施して「野菜生活」をアピール

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カゴメは、「野菜生活」を使った簡単でおいしいスムージー作りを行う「ちょい足しスムージー」の体験会を9月1日に実施した。この体験会は、ママ向け雑誌の『saita』と手作り料理コミュニティ「ペコリ」(提供:サイバーエージェント)が連携した企画の第一弾として実施。体験会の模様やそこで出来上がったスムージーのレシピがWEB、雑誌へと展開されることで、どのようなシナジー効果を生んだのか。担当者に聞いた。

野菜生活スムージーレシピサイト。試飲してもらうだけでなく、作るところから体験してもらうため、今回の企画を実施した。

2014年9月1日。カゴメ東京本社にて、「ちょい足しスムージー」のアレンジ料理体験会が開催された。この体験会は、カゴメの人気商品である「野菜生活」をベースに野菜や果物を「ちょい足し」した手軽なスムージーを作って楽しむもので、サイバーエージェントの運営する“料理でコミュニケーションを行う”サービスの「ペコリ」と、小さな子どものいる主婦向けの雑誌『saita』のコラボレーションによって実現された企画である。

体験会の模様は、各チームイチオシのスムージーレシピとともに『saita』11月号に掲載。「ペコリ」のユーザーにとっては、女性誌に登場できることがモチベーションにもなった。

体験会を実施するにあたって「ペコリ」・『saita』ともそれぞれ10名程度の希望者を募り、WEBサービス利用者、読者モデルや子どもなども含め、20数名が集まった。イベントの前半は管理栄養士の五十嵐ゆかり氏による野菜についての講義。そして後半は「野菜生活」とさまざまな青果を組み合わせたスムージー作りの実践を行った。

この体験会を実施した背景について、カゴメコーポレート・コミュニケーション本部 メディアコミュニケーション部 広報グループ太田里彩氏は「もともと、野菜をジュースでとる価値をもっと伝えるようにと活動していましたが、まだまだ情報発信が不足している部分がありました。そこでもっとその価値を身近なものとして伝えるために“野菜生活”を使ったスムージーを、試飲してもらうだけでなく、実際に作るところから体験してもらおうと、今回の体験会を行いました」と話す。

特に「野菜生活」スムージーの、野菜の組み合わせをいろいろ試して探求するという試みが好評だった。『saita』の読者ブロガーと「ペコリ」のユーザーが対面するのはこのイベントが初めてであったにもかかわらず、全員が熱心に取り組んで、どのような組み合わせがよいのかを一緒になって取り組んだ。こうして取り組んだ結果である、「各チームが自信を持っておすすめする『野菜生活』スムージー」は、『saita』11月号に掲載した。

「近年になってスムージーが流行したと言っても、作り方のコツをご存じない方も多く、一度作ってもそれが定着しにくい部分もありました。そこで始めに管理栄養士による栄養についての講義を行い、なぜスムージーが健康に良いのかという知識とともにスムージー作りを体験してもらうことで、単なる体験ではなく、理解を深めることができたと思っています。さらに、体験会でできあがったレシピをWEBや雑誌と連動させることで多くの方に知っていただく機会にもなりました」(太田氏)。

また、「野菜生活」スムージーは手順が簡単なため、「親子で一緒に作れる」という面もある。このイベント中でも、連れてきた子どもとともにフルーツを選んだり、「子どもにはこういうフルーツが入ってる方が良いかな」など、子どもを主眼においた製作風景があった。ミキサーに材料を入れてボタンを押してかきまぜる手順も含めて、親子のレクリエーションにもなった。

9月に行われた、カゴメの「野菜生活」を使ったアレンジ料理体験会。女性誌『saita』の読者ブロガーと、サイバーエージェントのレシピコミュニティサイト「ペコリ」のユーザーが参加した。

次ページ 「この体験会は「ペコリ」と『saita』によるコラボ企画の第一弾で」へ続く