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コラム

椎木里佳の「JCJKの生態と欲望」研究所

いまなぜ女子高生がラジオにハマる?大人のなかの“オワコン”にこそ勝機あり

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AMF代表取締役・椎木里佳

若者のことはなんでもお任せ!椎木里佳って何をしている人?

よく聞かれるんです。「椎木さんの肩書は?」って。でも「椎木里佳は椎木里佳です」って答えています。本当にやりたいことが多すぎて、一つの肩書でくくられるのにいつも違和感を覚えてしまうんです。将来は映画も撮ってみたいし、アイドルのプロデュースもしてみたい。色々やるには「会社」という組織が必要だった。だから15歳の時に「株式会社AMF」を起業しました。

「AMF」の事業は、「若者トレンドのマーケティング」です。「JCJK調査隊」というトレンドに敏感な女子高生や女子中学生100人弱のメンバーを組織して、リサーチやマーケティングを行います。東京だけでなく、大阪や名古屋など地方にも調査隊のメンバーがいて、ネットアンケートからはわからない「リアルな声」を収集しています。

AMFが運営する女子中高生マーケティングチーム・JCJK調査隊

そうして集めた情報を、企業の大人たちにもわかるように私が通訳して、商品開発などに生かしていく。一例ですが、これまでLINEのスタンプやハロウィンのコスチュームを監修しました。経営者としての一面もありますが、現在は大学にも通っていて、テレビなどのメディアに出演させていただくことも多いです。
「若者のことは、AMFに聞け!」と言ってもらえるように、いま努力している最中です。

そんな私が次に選んだのが「ラジオ」なんです。

次ページ 「ラジオは“新しいメディア” これまでにない距離感が心地よい」へ続く