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「広報部門が新設された背景に迫る」ぺんてるの場合

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2017年に広報課を新設社内の情報整理から着手

労働人口が減少するなか、企業の競争力を左右する人材教育は重要な課題だ。
成長を続ける企業では、広報・PR分野の人材育成にどのように取り組んでいるのか。

ぺんてる経営戦略室広報課 課長
田島 宏氏

国内大手文房具メーカーのひとつ。創立は1946年。

1946年に設立以降、クレヨンやサインペンなどなじみ深い文房具を数多く発売してきたぺんてる。既存の商品に加え、昨今の文房具ブームを加速させる新たな商品展開にも積極的な同社の、人材・PR戦略について紹介する。

今回話を聞いた田島宏氏は現在経営戦略室広報課の課長を務めるが、同社に広報課が設置されたのは2017年6月のこと。それまで広報やPR関連の業務は、田島氏が以前所属していたマーケティング推進部や総務人事部、コミュニケーションデザイン課など、案件ごとに別々の部署で対応していた。

マーケティング推進部時代、「オレンズネロ」という商品のプロモーションを企画したという田島氏。「当時、広告ではなく広報という手段での販促方法に興味があり、ブロガーなどを招いたイベントを開催したところ、これが大盛況。個人的にも『自社にPRの力が必要だ』と感じた瞬間でした」と振り返る。

社内で広報部門新設の噂があり、田島氏は立ち上げメンバーならば参画したいとアピール。しかし広報としての経験はほとんどゼロだったことから「広報の仕事を一から勉強しよう」と、宣伝会議の「広報担当者養成講座」など、多くの教育講座を受講した。

「プレスリリースの書き方や出すタイミング、日々の業務のプライオリティのつけ方など、すぐに実践できることはたくさんありました。また、異業種の広報担当者とコミュニケーションを取れたのも財産になりました。今でも同期生と集まり、情報交換をしたり、悩みを相談し合ったりといった機会を設けているんです」。

現在はプレス対応だけでなくCSR、経営情報の管理を含め多くの業務を抱える田島氏。「今後は、会社全体を巻き込みながら、SNSの管理など社内の情報を一つひとつ整理していきたい」と意気込む。

田島氏が司会を担当した新商品のプレス向け説明会の様子。

広報部門の初期メンバーとなった田島氏が受講した講座は……

広報リーダー養成講座

広報部門の体制構築・強化、経営陣とのコミュニケーション、社内の理解促進など、広報部門の責任者としてマネジメントを担う方、担う予定の方に向けた講座です。本講座では、成果につながる広報活動のポイントをお伝えします。

詳細はこちら

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