コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

驚きのバズ戦略「くつざわさんは1人で代理店のプランナー全部やってるみたいなものだよ。」(ゲスト:くつざわ)【中編】

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くつざわさんは1人広告代理店プランナー?

権八:くつざわさんは、テレビは見るんですか?

くつざわ:最近、時間がなくなっちゃってるのでテレビはほとんど見ないですね。ただ、昔から好きなテレビはあったので、夜中でも録画して見たりしてます。

権八:CMはどうですか?

くつざわ:CMは録画なので飛ばせちゃうんですよね。でも電車の広告で面白いキャッチフレーズ、駅の広告で面白いものがあったりすると、うまいなと思ってメモとったりしますよ。面白いキャッチフレーズって、頭捻らないと出てこないものなので、そういう部分を参考にしたりしてます。

私今日ここに来るまでに、半蔵門の駅でちょっと面白い感じのポスターを見かけて。真面目に企業の宣伝をするというよりは、疑問のほうから入っていったほうが人間って興味をもちやすいと思ったんですよ。何だろ、このポスター、どういう意図があってこれをやったんだろうと。その認識のほうが大事だと思っていて。だからバリバリ宣伝というよりはちょっと面白味を加えてみたり、疑問が残るぐらいの宣伝にしてみたりのほうがいいのかな、という感じがしますね。

権八:ちなみに何のポスターですか?

くつざわ:あれは何だろう。キャッチコピーが面白くて、未来からここに来たあなた、最近新しい彼女ができたあなた、というのをイラストがしゃべっていて、どこかに空白があって。その空白って何なんだろう、この広告って何をどうしたくて出したんだろう、これを出している企業は何なんだろうと思ったんですよ。そういう部分の疑問が残るほうが広告としての使い方はいいのかなと。だからキャッチフレーズは参考になるものはしてますね。

澤本:今話してくれたことって、僕らが会社で考えてることですよ。ターゲティングがどうか、この世代に打つにはこのメディアを使ったらどうかという話を的確に言ってる。

中村:プロからするとどうなんですかね。やっぱりみんなテレビなんか誰も真面目に見てない、気を抜いて見てるから、そこにどのくらいの面白さ、刺激を与えてやらねばならぬというバランスって、澤本さん、権八さんはめちゃくちゃ大事にされてるんじゃないですか?

澤本:洋基くんの話で言うと、CMは見たくて見る人はいないと思ってるから。そうすると、少なくとも見てもらうにはどうしたらいいかを考えるよね。

権八:そうだね、振り向かせるためにどういうアプローチでやるか。だから最初のトップカットは本当に大事ですよね。CMは特に。あと、チャンネルを変えさせないように、くぎ付けにさせておくにはどうするか。そんなことばかり考えてますね。

くつざわ:動画も最初のほうで食いつかせておかないと最後まで見てくれないことが多いので。最初のほうでネタをわざと入れたりしてますね。

中村:はじめの3秒以内とか。

くつざわ:私は5秒以内に入れてます。

澤本:それが広告でリアルに起こっていることだから。くつざわさんは1人で代理店のプランナー全部やってるみたいなものだよ。

くつざわ:めちゃくちゃ優秀みたいじゃないですか。話すと考えてるっぽいですけど、そんなにめちゃくちゃ考えて過ごしてるわけじゃないですよ。本当にほわーっと生きてるだけなので。

次ページ 「初出しのネタを披露!」へ続く

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