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社内を「斜め」に走れる人材を育成し、テレビ×デジタルで強みを創出する

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人が資産と言われる広告界。人材育成は、広告界に属する企業に共通する重要課題だ。社員のスキルを伸ばし、成長を続ける企業に人材育成の方針を聞く。

デジタルを駆使して目指す先はテレビ“も”している会社

フジテレビジョン 総合事業局 寺記夫氏

フジテレビジョンには、テレビ放送を担う報道局と、イベントやアニメーション、デジタルサービスなどの事業を展開する総合事業局が存在する。その総合事業局で、デジタルニュースのマネタイズを担当する寺記夫氏は、19年9月に開講した第13期 デジタルマーケティング実践講座を受講した。

受講のきっかけは、報道局の上層部から何気なく相談された「デジタルの全体像を把握したい」との一言だったという。

「以前の放送局は、与えられた仕事をこなすタイプの業務が多かったので、デジタルで何かするという発想が薄く、どうしてもテレビ放送を軸に事業が回っている状況でした。しかし現在は、テレビ放送の他に、売上を伸ばすため新しくできることを各個人が考えることが必要とされています」。

新しいアイデアを思いついたとき、それを事業としてどのように進行していくべきかわからない社員がいれば、寺氏自身がデジタルのエキスパートとしてデジタルを活用した選択肢を提示し、導くような役割を担っている。

「講座を受けたことをきっかけに、社内に戻ってすぐアプリの制作に着手しました」。
デジタルサービスは、より詳細なデータ可視化が容易なため、どのような記事が多く読まれているのかを把握することも可能になる。デジタルを活用することで、記事を執筆する報道記者のモチベーションアップにも繋がったという。寺氏は、今後の展望として、「テレビ“も”やっている会社だと思われるくらいに変わっていきたい」と話す。そのためには、社内を“斜めに走れるような人材”が必要になると話す。

テレビにデジタルをプラスするのではなく、テレビとデジタルを掛け算することで、会社における新しい強みを持たせる。社内の部署を横断し、活躍できる社員の存在が必要になると寺氏は語った。

2020年7月スタートの「FNNプライムオンライン」アプリ。地域のニュースをいち早くキャッチアップできる。
アイデア実現の可能性を広げるために、フジテレビジョンさんが受講した講座は……
「デジタルマーケティング実践講座」でした

15期で750名以上が受講!マーケティングとデジタルの2つの文脈を1つにまとめる、これからの組織のキープレイヤーを育成するための講座です。広範な領域にまたがる関係者全員を、自分の専門領域以外でもディレクションできる実践的な知識とスキルを習得します。

 
<次回の開催日程(オンライン開講)>
■講義日程
2020年12月11日(金)開講
19:00~21:00 全8回
■実施方法
オンライン・ライブ
※Zoomを活用予定
■受講定員
50名

詳細はこちら
 

お問い合わせ
株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp