お正月の風物詩としてお馴染みのテレビCMと言えば、富士フイルムの「お正月を写そう♪」シリーズ。同社では12月28日から、その新CMである「お正月を写そう♪2021 くつろぎ新年会」篇の放映を開始した。

今回登場するのは、同社のイメージキャラクターである広瀬すずさん、実姉である広瀬アリスさん、そして2020年にドラマで話題を集めた堺雅人さん。

 
CMは、広瀬家の新年会にゲストとして招かれた堺さんが、2人からねぎらいの言葉をかけられるシーンから始まる。すると、2人は唐突に「ところで堺さんは私たち姉妹」「どっちが好きですか?」という質問を…。それを受けて堺さんが困惑気味に「どっちも好きですよ…」と答えたことから、事態は思わぬ展開を見せる。

「1960年代から50年以上続いている、富士フイルム伝統の“お正月を写そう”のCMです。私も、なんだかんだで、1997年ごろからこのCMを担当していますので、かなり長い仕事になってますね」と話すのは、企画を手がけた福里真一さん。

ここ数年は、前の年に活躍した人をゲストに招くことが多く、昨年はラグビーワールドカップで活躍した日本代表が出演している。

「今年はどなたがいいかな、といろいろ考えたのですが、やはり某高視聴率ドラマで大活躍した、堺雅人さんがいいのではないかな、と。広瀬すずさん・アリスさん姉妹が開く新年会で、堺さんにちゃんとくつろいでいただけたのかどうか。ぜひCMでご確認ください」。

CMで3人は、スマートフォン用プリンター“チェキ”「instax mini Link」を使い、それぞれ2ショット写真を撮り、相性診断を楽しむ。その結果を受けた広瀬姉妹のユニークなリアクション、そしてラストシーンの3人のリアクションは必見だ。演出は、「ブックオフ」のCMで話題を集めた佐藤渉さん。