日本コカ・コーラは9月15日、自動販売機での購入ごとにスタンプが貯まるスマートフォンアプリ「Coke ON(コークオン)」のダウンロード数が3000万回を超えたと発表した。同社は11月末までキャンペーンを展開し、アプリの利用を加速させる。2020年は飲料市場全体で自販機の売上が下がるなか、利用者の定着に寄与しそうだ。
「Coke ON」は、日本コカ・コーラの自動販売機で購入するたびにスタンプが押されるスマートフォンアプリとして、2016年に配信を始めた。スタンプ15個につき1本無料となるチケットがもらえる。以降、目標歩数に到達したり、合計の歩数に応じてスタンプがもらえる機能のほか、キャッシュレス決済や定額制サービスなど機能を拡充してきた。対応する自販機の台数は39万台で、12の決済サービスが使える。「Coke ON」を利用した購入の半数以上がキャッシュレス決済だという。
2021年1月末時点で2500万ダウンロードから、約7カ月で500万ダウンロード伸びた。日本コカ・コーラは、サービス開始時からことし9月26日までに「Coke ON」で購入した人全員を対象としたスタンプを配布するほか、初めて、もしくは一定期間以上購入のなかった人をターゲットにトライアル獲得、休眠客の活性化を図るキャンペーンを実施する。
2020年末時点での飲料の自販機設置台数は、19年比3.8%減の228万4600台(日本自動販売システム工業会)。外出を控える人や一部でのリモートワークが進み、不採算機の撤去が進んでいる。矢野経済研究所の推計では2021年の飲料市場規模は20年比1.4%減の4兆7000億円で3年連続の減少。20年度は、自販機やコンビニエンスストアでの売上が下がった一方、まとめ買いや大型容器を販売する量販店やスーパーマーケット、ドラッグストアでの売上が伸びた。
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