ローソンは8月30日、聴覚に障害を持つ人などがスタッフへの意思表示をしやすくするための指差しシートを全国の「ローソン」に導入する。コロナ禍でスタッフがマスクをしていることが常態化し、口元の動きから発話内容を推測しづらくなったため、購入時にひんぱんに伝える内容をイラストと文章にまとめた。
指差しシートは、全国の約1万4000店舗のすべてのレジカウンターに添付する。聴覚に障害を持つことと、聴覚障害者への配慮を示す「耳マーク」と共に、レジ袋の要不要ほか、箸やスプーン、フォークを付けるのを頼んだり、電子レンジでの加温を依頼したりできる。店舗の出入り口にも耳マークを掲出し、対応可能なことを知らせる。
聴覚に障害を持つ社員のほか、指差しシートにまとめた内容などについては、加盟店オーナーやスタッフからも意見を集めた。「耳マーク」は全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が推進するマークで、鉄道や銀行、劇場窓口での設置が進んでいる。
話している人の口の動きや表情、会話の前後関係などの情報を基に、総合的に話の内容を推測する「読話」は、聴覚障害者のコミュニケーション手段のひとつ。能力には個人差があり、疲労も大きいとされる。
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