マーケツール「活用できていない」のは「CRM」「BI」「SFA」

マーケティング関連のツールで、「活用できていない」と回答した人が多かったのは、「CRM」「BI」「SFA」――データ分析基盤の構築などを手がけるインキュデータは6月11日、「マーケティングツールに関する調査」の結果を明らかにした。実査はGMOリサーチ&AIで、売上高100億円以上の企業に勤務するビジネスパーソン(マーケティング、営業企画、販売促進、情報システム部門に所属)106人を対象とした。

調査では、下記を「マーケティングツール」とし、勤務先での活用度合いを尋ねた。

BI
ビジネスインテリジェンス/意思決定支援
SEO
検索エンジン最適化
CDP
顧客データ基盤
CMS
コンテンツ管理システム
ABM
アカウントベースドマネジメント
CRM
顧客関係マネジメント
SFA
営業支援
MA
マーケティングオートメーション

この中で「あまり活用できていない」「まったく活用できていない」の割合が多かったのは、CRMがトップで38%。次いでBIが26%、SFAが23%だった。一方、すべての選択肢について、「十分に活用できている」「ある程度活用できている」とした回答者が、半数を超える結果となった。

ツールを利用する上での課題として目立つのは、費用対効果にかかわるものだ。導入した上で、どのような価値を出せているかが不明瞭であることが伺え、課題トップの「コストが高い」(40%)のほか、「効果の測定が難しい」(34.0%)、「成果が出ない」(20.8%)といった項目が上位に並んだ。

グラフ CRM、BI、SFAは活用できていない割合が多い/インキュデータ調査

単一回答(n = 106)。SEOやCDPについては「活用できている」とした割合が高い

ツールの導入はそれ自体が成果として捉えられることも少なくなく、見えないところで、いわゆる“運用でカバー”となってしまう恐れもある。実際に用いる社員への浸透や習熟にかかるコストが課題になったり、継続して活用していくこと自体の隠れたコストが問題になることもありそうだ。

グラフ マーケティングツール 活用上の課題は費用対効果/インキュデータ調査

複数回答(n = 106)

インキュデータの調査でも、「ツールを使いこなせない」(28.3%)、「運用管理が煩雑になる」(24.5%)、「ツールの習熟に時間がかかる」(23.6%)との回答が見られた。

advertimes_endmark


この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事