出光興産が新CM、原菜乃華がサービスステーションを歌とダンスで表現

出光興産は10月1日から、サービスステーション「apollostation(アポロステーション)」のテレビCM「a!合唱団」篇(15秒・30秒)を放映している。女優の原菜乃華が出演し、子ども合唱団と共に「いろんなa!(あ!)を、このまちに」というメッセージを歌い上げている。サービスステーション(SS)にちなみ、S字のようなくねくねとしたダンスも披露した。企画制作は電通、21inc。

出光興産/apollostation「a!合唱団」篇(30秒)。

同社は2019年4月に昭和シェル石油を経営統合し、2021年度から両社のサービスステーションブランドを「apollostation(アポロステーション)」へ統一。約6000カ所で展開しており、2023年12月には系列全てのサービスステーションでブランドの統一が完了した。

今後は、重要なインフラ網として維持・活用するために、従来の給油所としてだけでなく、それぞれの地域のニーズに応じた多様なサービスを提供する“生活支援基地”へと進化させることを目指している。取り組みのスローガンとして「いろんなa!(あ!)を、このまちに。」を掲げている。

CMでは、このスローガンを、有名なフィンランド民謡『イエヴァンポルカ』のメロディに乗せて歌い上げている。「いろんなa!をこのまちにって 近くにあったら寄ってってな」「『a!』はapollostationの『a!』なんだって知ってっか?」「アッポロポロポロポッポッポッポ…」と耳に残る歌詞が特徴だ。

写真 CM カット

原さんと子どもたちが踊るダンスにも工夫がある。S字のようにくねくねとさせた動きを連続させることで、単調だがミニマルで真似したくなる表現にした。また、原さんはブランドロゴと同じ赤色のワンピースを、子どもたちは「a」の形をした赤い被り物で統一感を出した。

クリエイティブディレクターを務めた電通の小島洋介氏によると、こだわったのは「クセ」のある表現だ。真っ赤な「a」の被り物を被った少年少女合唱団、外国語に聴こえそうな歌い回しや歌詞の付け方、クネクネとしたシュールな振付など。

「そんなクセの強い要素が、原さんの愛らしさと松山茂雄監督の手腕で、アートで作品性のあるかわいいCMに仕上がったと思います」と話した。

スタッフリスト

企画制作 電通、21inc
ECD 森本肇
CD+企画+C 山田尚武
CD+企画+AD 小島洋介
企画+C 辻健太郎
CPr 廣塚正巳
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Pr 高野鉄也
PM 根本馨、保坂早紀、木村茉莉子(助手)
演出 松山茂雄
撮影 穐山茂樹
照明 大坪彰
美術 花崎綾子
モーションコントロール 宮下勝則
特殊造形 小松義夫
編集 松本千秋(オフライン)、八十島崇行(オンライン)
カラリスト 水上雅仁
音楽 山田勝也
MA+MIX 橋本裕子
振付 山川雄紀
ST 山田安莉沙(原)、下山さつき(合唱団)
HM 馬場麻子(原)、常盤美帆(合唱団)
CAS 吉田亮、内村恵美、森万由美
AE 中田智夫、高村将貴
出演 原菜乃華、合唱団
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