横浜ルーツの「ゆず」と「日産サクラ」のコラボ再び ツアー協賛で全国各地を盛り上げる、日産

「日産サクラ」の知名度向上を図る

日産自動車はフォークデュオ「ゆず」の全国ツアー「YUZU ARENA TOUR 2024-2025 図鑑」に、軽自動車のEV(電気自動車)「日産サクラ」が協賛し、昨年好評だったコラボレーション企画「ゆずサクラ」の第2弾として「愛する街から、愛する街へ。#ゆずサクラ2.0」を開始した。10月19日の長野ビッグハット公演を皮切りに始まった全国ツアーの期間中には様々なコラボ企画を実施。主担の福地永氏は「『ゆず』さんと一緒に各地を盛り上げるとともに、幅広い層に向けて『日産サクラ』の認知向上につなげたい」と意気込みを語った。

実データ グラフィック 「愛する街から、愛する街へ。#ゆずサクラ2.0」のキービジュアル

「ゆず」と「日産サクラ」のコラボ企画第2弾「愛する街から、愛する街へ。#ゆずサクラ2.0」のキービジュアル

2023年に開業した音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」のこけら落とし公演で「#ゆずサクラ」と題した初コラボを実現。横浜・伊勢佐木町での路上ライブからスタートした「ゆず」と、横浜に本社を持つ日産自動車の「日産サクラ」は同じルーツを持っていることがコラボのきっかけとなった。昨年は、横浜駅から「Kアリーナ横浜」へ向かう道中に立地する日産グローバル本社ギャラリーの2階通路や、横浜駅内の様々な箇所に「#ゆずサクラ」ビジュアルを掲出。さらに「日産サクラ」をコラボ仕様にラッピングした世界に一台だけの「ゆずサクラ」も展示するなど、横浜中を本企画でジャックした。

本施策によって「ゆず」のファンを中心に、幅広い年代に訴求できたという。福地氏は「このコラボカーを見るため、日産グローバル本社ギャラリーには多くの人が来場し、過去に類を見ないほどの盛況ぶりだった」と振り返った。SNSでの反響も大きく「CMに起用してほしい」「グッズをつくってほしい」などの要望もあった。

反響を受け、今年6月から放映しているテレビCM「サクッといきましょう」篇に「日産サクラ」をイメージして「ゆず」が書きおろした楽曲「Chururi」をCMソングに起用。「ゆず」の2人もCMにカメオ出演した。福地氏は「非常に好評で、CM自体の楽しいイメージを通じて、ブランドへのエンゲージメントを高めることに成功した」と話した。

次のページ
1 2 3
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事