オフィス現場のDXを訴求 リーダーシップを重視した新CM、富士フイルムBI

「富士フイルムビジネスイノベーションといえばDX」というイメージの醸成を目指す

富士フイルムビジネスイノベーション(BI)はテレビCMシリーズ「ビジネスDX」の第三弾として「ビジネスDXメッセージ」篇と「ビジネスDXスタート」篇の二作品を10月21日から放映している。キャッチコピーは「ビジネスDXが、企業を一気に強くする」。同社が提案するビジネスにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性を訴求する。今回のCMには、俳優の⻑谷川博己を起用。「影響力」「頼りがい」「スピード感」「行動力」といったリーダーシップを想起させる人物として起用したという。

実データ グラフィック 富士フイルムビジネスイノベーション広告

「ビジネスDXが、企業を一気に強くする」をキャッチコピーとするテレビCM「ビジネスDX」

2021年に富士ゼロックスから社名を変更した同社は、既存システムや業務プロセスを1つのプラットフォームでつないで効率化できるクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」など、企業内に点在する知識、資産、データの利活用の仕組みを変える「ビジネスDX」によって、企業の生産性向上を提案している。

CMは、大企業から中小企業まで幅広い層を対象に、「ビジネスDX」が顧客のコミュニケーションの質を高め、企業を強くすることを伝える狙いがあり、「富士フイルムビジネスイノベーションといえばDX」というイメージの醸成を目指す考えだ。

長谷川について、同社は「自らが成果を出す知的さ、潜在能力、個性を感じさせる」としており、「リーダー的印象のある人物」としてCMに登場してもらったという。

富士フイルムビジネスイノベーション「ビジネスDXメッセージ」篇

「ビジネスDXメッセージ」篇では、⻑谷川がビジネスにおける情報の重要性について言及。「必要な時に必要な人が活用できるよう、人と人を情報が繋ぐ働き方に変えること」の大切さをテンポよく語る。

「ビジネスDXスタート」篇では、⻑谷川がオフィス現場で膨大な情報の管理に悩むメンバーに、解決策として「ビジネスDX」を提案。「情報の収集、活用、保管をクラウド上に集約させるコミュニケーション環境で業務が加速すること」を力強く語る様子を描く。「FUJIFILM IWpro」を活用することによるビジネスへの具体的な貢献を訴求することで、共感を呼ぶストーリーづくりにこだわったという。

富士フイルムビジネスイノベーション「ビジネスDXスタート」篇

両作品はスピード感あるカメラワークのほか、最後に⻑谷川が一人称で「私、富士フイルムビジネスイノベーションです」と語っている点がこだわりだという。

「ビジネスDX」を広く伝えるため、公式Webサイトなどのオウンドメディアを含めたメディアミックスで同CMを展開していく。

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