韓国のフォトアイデアから学ぶ、UGCの増やし方①

「韓国トレンド研究室」、第7回目です!今回は「韓国の写真事情」についてお話しします。

韓国といえば、男女問わず自撮りをする人が多い文化からか、おしゃれな撮り方やユニークな撮り方が生まれたり、写真のセンスが抜群な人が多いイメージがあります。

【いい写真が撮れると投稿したくなる・投稿のハードルが下がる】→【UGCがたくさん出ることで、リーチの数が増える】という流れが生まれるため、写真はUGCに直結すると思います。

一見、企画には直結しないように感じる写真ですが、実は非常に重要な要素なのです。

ということで、今回は韓国の写真事情についてご紹介します!

1. ユニークな撮り方のアイデア

第1章では、韓国で話題の(になった)撮り方のアイデアをご紹介します。

ハートショット

砂浜や雪を活かして撮る写真です。

まず、砂浜/雪をハート型に掘ります。次に、掘った穴の底にカメラを起動した状態でスマホを置きます。

タイマーをセットして穴を覗き込んだ状態で写真を撮影すると、ハート型の穴の中に映り込む、見慣れない構図の写真が撮れるというもの。

イメージ ハートショット

海をテーマにしたPOPUPで、このハートショットが撮影できるコーナーが設けられていたりと、実際にイベントでも活用されています。

内カメ+ミラーで撮るミラーショット

韓国のアイドルたちもこぞって撮っていたミラーショット。ミラー越しの自撮りはよく目にしますが、韓国で流行ったミラーショットは、内カメをミラーに向けて撮るミラーショットです。

定番の撮り方を少しアレンジするだけでユニークな写真を撮ることができます。

イメージ ミラーショット

韓国では常設店舗でもPOPUPでも、かわいい写真が撮れるミラーが必ずと言っていいほど用意されています。このように話題になったり多くの人がしている撮影方法で撮ってもらえるような場所を用意することで、来場者の撮影のハードルを下げられる効果があります。

ミューバンの階段ショット

次は、撮り方を生かすというよりは、「写真を話題にすることで広告する」例です。

韓国の人気音楽番組『ミュージックバンク(ミューバン)』の放送局の階段の手すりで、アイドルたちが手すりの中に入って写真を撮るのが定番化しています。

詳しくは、「ミューバン 階段ショット」で検索してみてください!

見たことのないビジュアルな上に、視覚的にアイドルがいかに細いかが分かるため、話題になりやすいです。世の中で話題になることで、ミューバンの単純接触効果も高まります。写真が広義の広告に直結しているわかりやすい例です。

♦ ♦ ♦

・・・続く後編では、「韓国プリクラ」について紹介します!

advertimes_endmark
全国どこに居ても、通学不要で「実務スキル」を手に入れる!

オンデマンド版コピーライティング実践講座で
業界水準の力を身に付け、
「変化」と「成長」を起こす!

バナー 宣伝会議 オンデマンド版コピーライティング実践講座

 

お申し込みはこちら

 

佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)
佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)

大学時代、フリーのイラストレーターとして活動。過去に制作した展示は、「どっちかといえばこっち展」「いい人すぎるよ展」「やだなー展」「みんなどんな感じ?展」「いい人すぎるよ美術館&切ないすぎるよ博物館」「うれしいすぎるよ展&そういうことじゃないんだよ展」など。展示ではイラストも担当している。著書に「いい人すぎるよ図鑑」。

佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)

大学時代、フリーのイラストレーターとして活動。過去に制作した展示は、「どっちかといえばこっち展」「いい人すぎるよ展」「やだなー展」「みんなどんな感じ?展」「いい人すぎるよ美術館&切ないすぎるよ博物館」「うれしいすぎるよ展&そういうことじゃないんだよ展」など。展示ではイラストも担当している。著書に「いい人すぎるよ図鑑」。

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ