雪印メグミルクは2025年4月1日、創業100周年を機にロゴとコーポレートスローガンを刷新する。
同グループは2025年5月17日の創業記念日を前に、1月31日、新CIおよび新商品の発表会を実施。新たなロゴとコーポレートスローガンと共に、創業100周年記念ロゴを発表した。
スローガン策定に際し同グループは、創業の精神である「健土健民」を「社会課題を解決する精神」として捉え直し、企業理念にあたる「存在意義・志」と定義。「私たちは社会課題に挑む精神で、人と自然が健やかにめぐる食の未来を育んでいきます。」をステートメントとして、食の持続性を実現する姿勢を示した。
コーポレートスローガンは、「未来は、ミルクの中にある。」から「Love Earth. Love Life.」に変更。この言葉には、「自然と人が健やかにめぐるように、 Earth(地球・大地)を愛し、 Life(生命・人生)を愛する。そんな世界の実現を目指して社会課題に挑んでいく私たちの意思と、日本や海外といった視点ではなく地球規模で取り組んでいく決意」が込められている。
新理念体系図。企業理念にあたる「存在意義・志」と「雪印メグミルク バリュー」「雪印メグミルクグループ 企業行動憲章」の3つで構成される。
新コーポレートシンボルマークは、純白・清潔な「雪の結晶」、その中心にあしらわれた創業の地“北海道”を象徴する「北極星」、そして雪の結晶の先端に融合した「ミルクの雫」で構成されている。
「ミルクの雫」は勢いよく外側へ広がっていくパイオニア精神を表しつつ、「雪の結晶」と融合させ一本の線でつなげることで、同社の強みである価値の循環も表現。また、「ミルクの雫」と「雪の結晶」で形づくる6本の氷柱は、「さまざまなステークホルダー」と「中心へと向かっていくベクトル」を表現している。
また1月31日、周年施策の皮切りとして100周年記念サイトを開設。商品の歴史を振り返りながら、今後のイベントやキャンペーンなどの情報を発信していく。
このほか100周年記念商品として、発売72年目を迎えたロングセラーの「6Pチーズ」を、発売当時の厚み(現行品の約1.7倍)とデザインで期間限定復刻。「雪印北海道バター」や「雪印北海道100チーズ」を発売初期のレトロパッケージで提供する。
期間限定で発売する新商品。
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